ニトロです。
数日前に楽天モバイルが発表した、新プラン『UN-LIMIT Ⅵ』について・・ かなり興味深い内容だったので記事にしてみました。
ちなみに僕は楽天モバイルの1年無料に申し込みした契約者ではありますが、端末は母親に渡して使わせているのでユーザーではありません。楽天モバイル月々の支払いは1,000円以下ですw
ちなみに僕と家族はSoftbankユーザーなんですけどね。
他社対抗の新プラン
1月30日に発表されたと思うが、新プランについて簡単に解説すると・・ 『データ利用1GBまでなら無料』『3GBまで980円』『20GBまで月額1,980円』『20GB以上2,980円』の4段階制料金プランとなり、国内音声通話は従来どおりLinkアプリでかけ放題になる。
従来の料金プランは2,980円/月固定だったので、データをあまり利用しない人は実質的な値下げだが、そもそも全ユーザー1年の無料期間中なので基本料など払った事はないと思うんだけどね・・・(複数回線契約を除く)
ポイント
端末を複数持っている、サブ回線が欲しいと思っているなら、月々の通信費がタダ運用可能にできる。普段は寝かして置いて使いたい時だけ使うみたいな事が可能。
大手キャリア新プランとの比較
話題の大手3キャリア格安プランとの比較、楽天モバイルは他社と同条件にしても絶対に勝ち目がないわけだから、条件的に最安価かつ最高の条件の発表をしてきただろう・・
とはいえ・・・
楽天モバイルの自社回線エリアは絶望的に狭いw 僕の家の付近は一応東京なのに楽天回線エリアからはギリギリ外れている・・・ もちろんエリア外であってもパートナーである『au回線』が繋がり通信はできるが、5GB/月を超過すると1Mbpsの速度制限が掛かってしまうデメリットもある。
自宅や会社など、主に利用するエリアが楽天回線を掴んでいるかどうかで利用者の満足度は大きく変わるだろう。
ただし楽天モバイルは、2021年夏頃までに人口カバー率96%を目指しているとの事、このスケジュール通りにインフラが整えば、相当使いやすさが向上する可能性はある。
スペースモバイル計画
スペースモバイルという厨二病のようなプロジェクト名だが、楽天モバイルは2023年以降に低軌道の人工衛星を使って、日本全土をエリア化する「スペースモバイル計画」なる事を計画中だ。
これが実現すれば、山間部や基地局の倒壊した被災地などでも通信が可能になるとしているし、事実上は人口カバー率100%が実現できちゃうので最強の携帯キャリアになる可能性もあるのだ。
さすがに全利用者が人工衛生に接続して、常時通信で利用するのは難しいとは思うが・・・ 2022年以降になれば楽天モバイルも通信キャリアとしての地位をしっかりと確立している可能性はゼロではないと思う。
まとめ
維持費はタダにできる
楽天モバイルは1年無料の条件で増やした契約者の解約を阻止するために、『月額タダ』というプランを投入した。このプランだと既存の契約者も解約する理由はほぼない、使わなければ無料なんだから。
サブ回線利用によし
サブ回線が欲しいと思っているならこの機会に契約した方が良い・・ 使わなければ無料だ。
サブ回線不要でもデメリットはほぼない
携帯電話は1台で良いなら無理に契約する必要はないが・・ 使わなければ無料だし、デメリットは登録・解約の手続きに多少の時間が取られるぐらいだ。
エリアは確実に広がる
自社通信エリアが狭い、パートナー回線5GB制限、など・・ ネガティブな点もあるが、2022年にエリアは大きく改善している可能性がある。
懸念点
楽天モバイルが一定のシェアを獲得できたとすれば、このようなプランは、もう出てこない可能性が高い、今のうちに契約しておく方が得になる可能性が高いと個人的には思う。
最大の懸念事項は、契約者が増えれば増えるほどに損失が増えると想定できる、いずれ楽天モバイルはプラン改定、最悪の場合は通信事業を辞めてしまうなんて事もあり得なくはないかも?
とにかく、楽天モバイルをまだ契約していないなら、少なくとも1台無料で維持ができるので、面倒くさがらずに契約しておく事をお勧めするぞ。
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