ニトロです。
最近、中華エミュレーターデバイスのコミュニティーで流行ってるらしい? Super Consol X 、 Banggoodさんの提供品の到着を待っていたんですが・・・ 未だに到着しませんねw
なぜかと言うと、Super Consol X は終売になって、新型にモデルチェンジしたから・・・ まぁ、旧機種いただいてもレビュー記事にならないしね。
で、なんでSuper Consol Xは、発売まもなくモデルチェンジしたのかというとですね、今回レビューをおこなう Beelink GT-King Pro に対抗するために性能向上をおこなった?のではないかとの話です。
いや、別にソースがあるわけじゃないですから、なんかの記事で読んだ記憶があるだけで、僕の妄想かもしれませんけどw
Beelink GT-King Proとは?
GT-King Pro
最初にお断りしておきますが・・ 僕自身が『Android TV BOX』に詳しくありませんので記述に間違いなどがあるかもしれません。このジャンルのガジェットは初めて触りますので。。。
Android TV BOX
Beelink GT-King Pro はAndroid OSを搭載した『TV BOX』というジャンルのガジェットです。
ざっくり言えば、TVやモニターに接続してGoogle Play ストアから使いたいアプリ、例えばYou Tube、Amazonプライム・ビデオなどをインストールすればメディアプレイヤーになりますし、ウェブブラウザ閲覧したり、ゲームなどをダウンロードして遊ぶ事もできます。
もちろん、RetroArch などのエミュレータアプリがGoogle Play ストアにありますので、エミュレーターとして遊ぶ事も可能です。
Dual OSシステムを搭載
Beelink GT-King Pro の特徴は、デュアル OS がサポートされている事です。
内部ストレージにはAndroid OS、外部SDカードスロットに、同梱付属しているSDカードを刺せば『CoreELEC』が動作します。またそれ以外の対応したOSを、SDカードにインストールすれば動作させる事が可能です。
EmuELECに公式対応
Beelink は『EmuELEC』の開発者と協力関係にあるそうで、『EmuELEC』システムが正式サポートされています。つまりGT-King Pro は、使い慣れたUIの『EmuELEC』が動作する据え置きエミュレーター機として活用する事が可能です。
ハンドヘルド機では動作が重かった、セガサターンのエミュレータなどがエミュレートできる十分な性能を持っており、EmuELECによるエミュレータ機としては最高と言える選択になるかもしれません。
スペック
スペックは以下の通りとなります、性能はもちろんですが、インターフェースが豊富でWi-Fi、Bluetoothに対応、筐体も小型で優秀なハードです。
項 目 | 詳 細 |
---|---|
システム | Android 9.0(CoreELEC・EmuELEC対応) |
CPU | ARM Cortex-A73 and dual-core ARM Cortex-A53 processor |
Clock Speed | 1.3 GHz – 1.5 GHz |
GPU | Hexa-core ARM G52 MP6 |
メモリ | 4GB (DDR4) |
ストレージ | 64GB eMMC / Extended Storage SD card |
WI-FI | 2T2R WIFI IEEE 802.11 a/b/g/n/ac 2.4G 5.8G |
ネットワーク | LAN 1000M / bluetooth 4.1 |
ジョイスティック | デュアル(押し込み対応) |
インターフェース | USB3.0 3 x USB Port USB2.0 1 x USB Port HD 1 x HD A Type Port RJ45 1 x RJ45 (1000Mbps) Audio output 1 x Headphone jack, 3.5mm SD Card 1 x Memory card Port DB9 1 x RS232 port |
サイズ | 120 mm x 120 mm x 18 mm(実測) |
重量 | 335g(実測) |
パッケージ
外箱
Beelink GT-King Pro の外箱は黒ベースにセンター金色のロゴがあしらわれています。背面にはスペックシート、僕の手元に届いたものは少し凹みがありましたが・・・ まぁ中国から発送なので、頑丈なエアキャップで梱包されていたんだけどねぇ。。
蓋を開けると青筐体の白いドクロが「こんにちは」してくれますw
内容物
筐体を取り出すと下部に付属品が丁寧にパッケージされています、梱包状態はとても良いです。
付属品の一覧は以下の通り必要なものは一通り入っていますがHDMIケーブルは短いです。取扱説明書には日本語ページもありますが、インターフェースの説明のみなので読む必要もないと思います。
GT-King Pro 本体確認
GT-King Pro は、ほぼ真四角のシンプルな薄いボックスデザイン、筐体は金属製のシェルで覆われいてブルーカラーと白のドクロが印象的だ。
手に持つとずっしり感じる重量があり、質感自体はそれほど悪くはないが・・ 金属製のHUBだよと言われても疑問を持たないような見た目ではないかと思う。
とにかくドクロのインパクトは強い。。。
本体の左右と後方にはUSBやSDカードスロットなどのインターフェースがぎっしりと配置されている。
左側・SDカードスロット 背部ポート 右側はUSBのみ 正面・赤外線の受光部もあるみたい
背面の写真を撮るの忘れちゃったが・・・ 左右と背面には大きめの排気口があり熱を逃がす構造になっている。
リモコン
リモコンは赤外線と電波で操作するタイプ、マイクも内蔵しているので音声コントロールが可能な代物。
このリモコン、電池蓋が異常に外しづらい・・・ そして取り付けるのもコツがいる。この事を除けば質感も良いし悪くわないけど。
電池は付属していないので自分で準備する必要がある、それと電池収納部にドングルが入っているので、使用する際に取りだしてGT-King ProのUSBポートに取り付ける。
使ってみた感想
GT-King ProにACアダプターを接続すると自動的に電源が入り初期設定をおこなう画面になる。リモコン設定、言語設定、Wi-Fi設定をおこなえば初期設定は完了しますよ。
アプリはデフォルトでは、ほぼ何も入っていないので、使いたいアプリがあればGoogle Playからインストールする必要があります。
基本的にAndroidスマホと使い方は同じなので、それほど悩むことはないと思います。
Android OS
Android TV BOX というジャンルのガジェットは初めて触るので、僕の場合は他製品と比べようもないんですが・・ 新しい物をいじる新鮮な気持ちになれますし、設定やアプリの導入などが楽しいですね。
Google Playの膨大なライブラリから、様々なアプリ利用ができるので、ゲームや動画、音楽など、エンタメ用途はもちろん、簡易PC的な使い方もできるのでアイデア次第で使い方の幅は広がりそうです。
もちろん、エミュレータアプリを導入すればエミュレータ機にできます・・・ 僕はRetroArchをインストールして設定したんですが、設定しながら、あれ?「EmuELEC」でよくね?と思いなおして作業を中止しましたwww
こんなの弄りだすと時間ばかり掛かって、ブログ記事が書けなくなるので、時間がある時にまたゆっくり設定や検証などしようと思っています ^^;
EmuELEC
EmuELECは前述した通り公式にGT-King Proに対応しています。
僕は数日前にリリースされたばかりの、EmuELEC最新版のVer4.0を導入してみましたが、問題なく導入・動作の確認ができました。公式に対応しているから当たり前と言えば当たり前ですが・・・
EmuELECは設定により日本語メニューに出来ますし、最近RG351やRGB10で作成したSDカードから、ゲームのスクリーンショットや動画データなどを移植できたので、カスタムが圧倒的に楽&時間短縮できるので有り難いです。
接続するコントローラーは DualShock 4 をBluetooth接続で試みたんですが、一部のボタンは正常に登録が出来ませんでした。仕方がないのでとりあえず有線接続しています。
まだまだ検証不足なので、いじくり回して追加情報があればブログ記事にしたいなと考えています。
エミュレーション性能
まだEmuELECによる一部のゲーム動作しか確認はしていないんだけど・・・ 少しテストしただけでも相当再現性は良いと体感できるし、見た目も全然違う。具体的にDreamCast、SegaSatunなどのゲームタイトルがハンドヘルドデバイスとは異なりスムーズに動作してくれる。
それと、最近はRK3326デバイスの「480 x 320」解像度のギザギザ画面に見慣れていたけど、GT-King Proではまったく違うゲームのように、映像が滑らかになって地味に感動してしまった。そして、ひさしぶりに大きなモニターでプレイすると、まるで違うゲームのようになんとも楽しい気持ちになる。。。
EmuELEC 起動メディアの作成方法
EmuELECメディアの作成方法は重要情報なので記載しておきます。起動SDカードの作成はそれほど難しくはないです、後日、導入方法を詳しく記事にしようかなとは思っています。
気になった点
デュアルOSで外部SDカードから起動可能は良いが、このSDカードが本体から豪快にはみ出る・・ 最初刺した時に引っかかって途中で止まってるのかと思ったw
あと、発熱はかなりあるので若干心配ではある。
まとめと評価
あまり構成を考えずに記事を書き始めてしまったので、イマイチまとまっていなくて申し訳ないんだけど・・・ とにかく伝えたい事は以下の通り、最後に星評価しておきます。
巷で人気になっている据え置きレトロゲーム機、「レトロクエスト」、最近話題の「Super Consol X」など、いろいろあるけど、僕は「Beelink GT-King Pro」の方が絶対良いと思いますよ・・・
まぁ、「おまけ」はGT-King Proには付属しないけどねw
僕の評価は星4です。
取り扱いショップ
2月19日 Banggoodさんよりクーポンを貰いましたので追記しました。Banggood専用、数量限定です。クーポン適用後に$143.99となります。
ユーザー投稿
youtuberの影響でしょうか?
発売されてからけっこう経って流行り始めましたね、リモコンが敏感すぎてスリープが難しかったりします
たしかに、リモコンの操作性は良くない気がしました。すぐにマウスとキーボードを接続してしまったのであまり使ってないんですけどねw
You Tubeにそんなにレビューは出てますか? ちょっと探してみます。
自分もこっちをポチってましたよw
Super Consol Xが中途半端だったんで最強を探してたら
これにたどりついて更に最新のwifi6版ポチって今色々と
「弄り厨」になってるとこですw
ちなみにAndroidでサターン動きましたよ
沼にハマってるんですね。わかります:D
発売日はちょっと前みたいですけど、最新の機器と比べても最強クラスのエミュ機ですね!
あとは高額のゲーミングPCとかハイエンドスマホ買うしか、って気がします
このお値段でこれだけ遊べれば楽しいです!!
リモコン、AmazonでTV BOX用と謳っているキーボード付きの適当なのを買ってみました
付属のと一応同じようには動きましたが、電源ONができませんでしたw
基本、ゲームコントローラでそこそこ操作も可能なので、とりあえずは良いかなと
EMUELECとAndroidと両方で遊べるので、楽しい機械ですね〜
価格が少し高いけど、高いだけはありますね。僕も気に入りましたよ。
ぶしつけながら質問よろしいでしょうか?
起動ディスクにEmuELEC導入するのは分かるのですが
他のUSBドライブを使った場合EmuELECを入れずに普通のフォーマットでいいのでしょうか?
最大4Gまで認識するのでノーマルフォーマットで良さそうですが
注文はしたのですが確認させていただければありがたいです。
普通のフォーマットと言うのがよく解らないんですけど、USBにストレージメディアを接続して利用できるかと言う事ですかね?
起動するOSによっても状況が異なる気がしますが・・・
SDカードでのEmuELECを起動させないといけないのは知っていたんですが
USBポートを使ってSSDやHDD接続した場合がよく分からなくて
FAT32フォーマットならOKみたいですね、ありがとうございました。