ニトロです。
当ブログではシリーズ化しているAmazonで勢力を増しているメーカー『KIMO』の電動工具、前回ご紹介した12Vレシプロソーのパワアップバージョンと言える20Vシリーズ『レシプロソー』をご紹介します。
レシプロソーの購入を検討しているなら、今回紹介する20Vシリーズと12Vシリーズ、両方の記事をご確認いただき参考にしていただければと思います。
なお、今回も「KIMO」様よりレビューサンプルをご提供いただきました、ありがとうございます。
KIMOについて
『KIMO』は低価格な電動工具ブランドですが、工具のラインナップはかなりの数を有しています。各工具バッテリーはシリーズ毎に共通化されているので、これから電動工具を揃えたいのであれば、大手製品を選択するよりも安価に一通りの工具を揃える事が可能です。
ラインナップは「20Vシリーズ」「12Vシリーズ」の2種類があり、交換用バッテリーも入手が可能です。
今回は12Vよりパワーのある20Vシリーズを紹介するぞ!
レシプロソーとは・・・
Reciprocating saw
いわゆる電動のノコギリだよ
レシプロソーとは簡単に言えば『電動ノコギリ』の事です、切断工具は『ジグソー』や『丸ノコ』などもありますが、レシプロソーは直線や曲線を切るよりも、狭いところや隅を切ったりなど、柔軟な切断用途に使う工具です。
使うシーンは、庭の枝切りや、不用品の廃棄品を細かく切断するなど・・ 自分で細かく切断ができれば一般ごみで処分ができて廃棄費用も安価に済みます、そんな日常生活の中であればとても便利な電動工具がレシプロソーです。
KIMO QM-9519 特徴(20Vレシプロソー)
KIMO QM-9519レシプロソーの特徴は以下の通りです。
多材料切断に対応
木材、 塩ビパイプ、金属、様々な材料の切断に対応が可能!DIY・枝切り・粗大ゴミ解体・アルミニウム切断・薪作りなど・・・ 様々な用途に利用できます。
無段変速&安全ロックボタン
スイッチを押す力で無段変速できるので繊細な作業に向いています、また、安全ロックボタンを押さなければスイッチが押せないダブルロック機構を搭載、安全性が高く、スイッチを離せばすぐに動作が停止します。
優れた放熱システム
7つの本体ベンチレーション口を通し、いつでも快適な47°Cの内部温度を維持、新鮮な外部空気を継続的に提供します。
クランプ爪
クランプ爪を搭載しており、切断材料を固定・安定性が高く切断作業が可能、安全性や作業効率を高めます。
取り扱いがしやすい
わずか1.5kgの重量で片手で持ちが可能です、ブレードは工具不要・ワンタッチで脱着ができます。またバッテリーは確認ボタンを押す事でいつでも確認が可能です。
スペック
以下はKIMO 20V レシプロソーの公式スペックです。
モデル | QM-9519 |
電圧 | 20V |
バッテリー | リチウムイオン 2000mAh |
充電器 | 100V 60Hz |
充電時間 | 1時間 |
持続時間 | 30分 |
ストローク長さ | 23mm |
ストローク数 | 0~3000rpm |
切断力 | 金属:20mm(15cmブレード) 木材:70mm(15cmブレード) 木材:100mm(20cmブレード) |
重さ | 1.5kg |
パッケージ内容
外箱
KIMO製品の外箱はダンボールにイラスト・品名が記載された簡素な場合が多いが、本製品も写真の通りでいかにも工具といった感じだ。
収納バッグ
箱を開けると布製のバッグが収納されており、本体・付属品の全てがこのバッグ内に収められており、内部には2箇所のメッシュポケットがあるもの。ちなみに電動ドライバーなどに付属する収納バッグより少しサイズが大きめの物だ。
布製バックは、保管時のスペースが少なくて済むメリットはあるが、頻繁に出し入れするとすぐに破けてしまうデメリットもある。耐久性は悪いので別途ハードケースを用意しても良いだろう。
付属品
収納バッグの中身はすべて取り出すと写真の通り、レシプロソー本体、クランプ部品、充電器&バッテリー、ブレードは6本、取扱説明書で構成されている。
レシプロソー本体
レシプロソー本体は緑と黒のKIMOカラー、バッテリーやブレードなどを取り付けしていない状態は思っていたよりもコンパクトで軽い。細部は後述する。
取扱説明書はすべて日本語で表記されており、ブレードやクランプの取り付け方法などが丁寧に記載されている。必要な情報はすべて記載されておりしっかりと作られている。
バッテリー&充電アダプター
急速充電器の質感は相応の物で多少大ぶり、充電中は赤LED、充電が完了すると緑LEDが点灯する。シンプルだが機能的に問題はない。
バッテリーは2000mAh仕様で、20Vハイパワーな工具用としてはコンパクト、それでもフル充電で30分程度の稼働が可能。バッテリー本体には充電残量を確認できるボタンがあり4段階で表示する。
ブレード
付属のブレードは金属用・木材用の2種類が添付されており、金属用2本・木材用4本の合計6本が付属、すぐに利用開始ししばらくは買い直す必要はなさそう。何故か12Vシリーズに添付されているブレードと色が異なるが・・・品番は同じなので色違いなのかな?
本体の確認・ブレードの取り付け
KIMO 20Vシリーズのレシプロソー、初見の感想は思っていたよりコンパクトで軽いということ、12Vシリーズのレシプロソーとそれほど本体の大きさは変わらないし重量も似たようなものだ。
このサイズであれば片手持ち作業が現実的に可能だし、12Vシリーズよりも切断力が高く、より汎用性の高い切断工具になる。
本体質感
本体はKIMO製品統一された緑と黒のボディーで質感はまぁまぁだなと言うのが率直な感想。グリップ部はラバー素材なので手に馴染むし滑り止めの効果は十分にある。
バッテリーの取り付け
バッテリーは本体のグリップ下部にスライドさせて取り付ける、KIMO製 20Vシリーズの電動工具と互換性があり取り付け方法も同じだ、KIMOの同シリーズ工具を持っているならば利便性が格段に向上する。
気になったのはバッテリー取り付け時にかなり固かった事、少し叩いて押し込む感じになったが、個体差なのか、この製品特有の問題なのかは不明、ただし馴染めば柔らかくなるのではと思う。
ブレード取り付け
ブレードの付け替えはとても簡単で、先端のスリーブを回してブレードを刺して指を離せば装着が完了する。取り外す時も同じ様に先端のスリーブを回してブレードを引き抜くだけ。
取り付け穴に ブレード刺す スリーブを回し押し込む 指を離して完了
クランプ部品を取り付けるとブレード取り付けは少し困難になるのが難点だが、取り付け自体が出来なくなる事はないかなと思う。
クランプ取り付け
本製品の特徴となっているのが「クランプ部品」で、取り付ける事で材料を切断する際の安定性が向上する。
取り付けは簡単で、レシプロソーの先端のガイドに合わせて押し込む事で簡単に取り付けが可能。
総合評価とまとめ
12V・20V 両方のKIMOレシプロソーを確認したが、切断能力はやはり20Vシリーズ本製品の方が高くパワーアップしている事は間違いない、それにも関わらず本体重量は軽いので取り回しがしやすく作業性が高いのが良い点と感じた。
さらに、クランプを取り付ける事で切断時の安定性が高くなる、正確に直線で切断したい場合などはこの部品があるとないでは大きな差が生まれる。この点も20Vシリーズの優位性になる。
もしKIMO製の12V工具をすでに所有しているのであれば、12Vを選択すれば良い、しかしKIMO製品を新規にレシプロソーから購入するのであれば、本記事で紹介した20Vシリーズを選択する方が良いのではないかと思う。
バッテリーとクランプを外すとコンパクトになるし保管時のスペースを取らない、ワンランク上の性能を発揮するレシプロソーだ、個人的にとても気に入ったので愛用する事になりそうだ。
取り扱いショップ
安価で性能が良い、コンパクトで扱いやすい、文句なし!
amazonや楽天市場など大手ネットショップで購入可能ですよ。
ユーザー投稿
もう日曜大工で足らない工具なくなってきてますね (笑)
そうですね。。 だいたい揃ったかなぁ?
あとは、丸のこ、ジグソー、ポリッシャー、サンダー、ディスクグラインダー、発電機、エアコンプレッサー、ぐらいかな。。。。
あれ?( ̄ー ̄?)