ニトロです。
ゲームコントローラのレビューほど、面倒くさい事はない! なぜかと言うと、ゲームをしっかりやらないとレビュー記事が書けないからw
そんな面倒なゲームコントローラですが、気の迷いでレビュー依頼を受けてしまいました・・・ しかし、これが、なななんと! 良かったですwww
おかげで、レビューのモチベーションが上がって、やたら長文になってしまいましたwww そんなわけで、今回は『BIGBIG WON』のワイヤレス・有線対応ゲームパッド『Elite S』をレビューしますのでよろしく。
YouTube 動画レビューはこちら
Elitist S 特徴をざっくり
BIGBIG WON Elitist S について、まずは特徴などを紹介しようと思う。
本体の素材感/背面追加ボタン
各機能についての詳細は、後の項目でも触れているが・・ 見て触って特徴的だと感じたのは2点、まずは本体の独特な素材感、グリップ性能にとても優れていること。
そして、このデバイス最大の特徴となる背面にある2箇所の追加ボタンで、自由にボタンを割り振る事で、ゲームプレイに柔軟性と遊びやすさをもたらしてくれる。
Nintendo Switch 完全対応
デザインはSwitchのプロコンそっくり、当然Switch利用を意識しているとは思うが、スリープ解除や、ジャイロセンサーにも対応しており、Switchとの親和性が非常に高い。
連射機能などももちろんあるし、前述の背面ボタンがカスタマイズで純正プロコンより遊びの幅が広がるのだ
Windows 10 互換性
Windows 10 利用ももちろん可能、Bluetooth・ドングルを利用したワイヤレス接続、安定の有線接続にも対応、X-input/D-inputの切り替えも可能だ。
Android・iOS 対応
Android 9.0以降のスマホ、タブレット、TV-BOXにも接続が可能、さらにiOS13以降のiPhone、iPad、Apple TVでも利用ができる。
PS4にも対応しているが、PS5には現時点でPS4バージョンのゲームのみとの事ではあるが、おそらくファームウェアのアップデートで対応するのではないかと思われる。
製品仕様
製品名 | BIGBIG WON Elite S |
---|---|
接続モード | ワイヤレス接続(Bluetooth / 2.4Ghz)/ 有線接続 |
システム要件 | Switch / Switch Lite / Windows PC(10以降) Android(9.0以降) / iOS(13以降) |
バッテリー容量 | 850mAh |
充電時間 | 2-2.5 時間 |
特 徴 | カスタマイズ可能な2つの背面ボタン 優れたタッチ感、滑り止め、手汗止め、 3D ジョイスティックヘッド/耐摩耗性ジョイスティックサークル |
製品サイズ | 153*105*57 mm |
動作温度範囲 | -5 -+50°C |
保管温度範囲 | -20 -+50°C |
Package
外箱は黒とオレンジを基調にして、商品写真は光沢&エンボス加工「Elitist S」は銀色に光っていて、かなり気合の入ったもの・・
背面には各ボタンの説明などが記載されており、しっかり日本語表記もあり、日本のマーケットをかなり意識しているようだ。
内部に商品が綺麗に収納されていて好感触であります。
内容物
本体以外の付属品は、日本語で記載されているオレンジ色の保証カードが入っていた、保証期間は12ヶ月との事。果たしてこのカードをどう使うのか不明であるけどw
取り扱い説明書は英語、日本語、中国語で記載されており、日本語の文法も違和感がない、イラストを用いて細かく記載されているのでとても分かりやすい。
アクセサリーは、本体の充電と有線接続を兼ねた「マイクロUSBケーブル」と、「無線USBドングル」が付属。
マイクロUSBかよ・・・ 万人が思う残念なポイントではあるけど、それよりも本体の接続部がRazerのマウスのように引っ込んでいるので、事実上の専用ケーブルとなっているのがもっと残念ですな。
汎用品のケーブルを利用する場合は、端子部の形状に注意が必要となっておりますです。
Elitist S Detail
デザイン
コントローラのデザインは見ての通り、Nintendo Switch プロコントローラを模写、トップボタンの配置はファンクションキーの微妙な位置を除き、ほぼ同じ位置に配置されている。
ショルダーボタンはオリジナルの プロコンよりL・Rが大きめ、とはいえ操作性に違和感は感じなかった。
特徴的なのは、背面の左右にある追加ボタンモジュールで、任意のキーをファンクションボタンで割当可能になっている。
本体質感
Elitist S を手で持つと、しっとりとしていて、握り心地・グリップが良い、ボタンの押し心地はプロコンに比べるとわずかに硬いかなと感じる程度で、質感はオリジナルよりも良いのではないだろうか?
あえて文句をつけるとすれば、背面側にネジ穴が6箇所もあることだが、無骨な感じでデザイン上のアクセントになっているとも言える。
操作性
プロコンとの比較で、ゲームプレイの操作性に違いがあるかどうかなんだが・・・ すまん、僕にはまったく違和感がないwww むしろ使いやすい。。。
あまりにも手に馴染むので、僕の感覚がおかしいのではないかと不安になり、他者のレビューなども確認してみたのだが、どうやら十字キーに違和感を感じるというレビューもあるにはあったのだが・・・ 概ね好評であるようだ。
ジャイロセンサーにも対応していて、スプラトゥーンをプレイしてみたんだけど、ぬるぬる動いて気持ちが良いのだ。
とにかく、あくまでも僕個人の感想ではあるが、メインコントローラーとして今後利用しようと決めたぐらい気に入ってしまったのだ。
Configuration
マルチデバイスで使いやすい
Nintendo Switch プロコン互換なので、ホームボタンでSwitchのスリープ解除など、違和感なく純正コントローラと同じ操作が可能である。
また、Win10の場合はBluetooth、無線ドングル、有線、どの方法でも接続可能であり・・ 個人的にはドングル接続にすれば遅延も少ないし、Switchとの共用利用が設定変更不要なので使い勝手がよい。
さらに、Android、iOS、PS4など・・ まぁ、僕はあまり使わない可能性が高いが、利用できるという点は安心感になる。
TURBO設定
純正 プロコントローラと機能的に大きな違いとなるのは、ABXY /LR などに連射設定(TURBO)を割り当て可能である事だ。
設定方法はシンプルで、右スティック左下にあるFNボタンを押しながら、連射設定したいボタンを押すだけ、さらに、FNボタンを押しながら十字キー左を押すことで3段階の連射感度の切り替えも可能となっているので、プレイするゲームごとに設定できるのが良い。
追加ボタン設定
背面の追加ボタンは、好みのボタン割り振りで操作性改善が可能になる。
例えば、レースゲームなどで、ギヤチェンジを背面ボタンに割り振る事で、実車のような握り操作にする事が可能だ、設定方法は、FNボタンを押しながら背面の追加ボタンどちらかを押してから、設定したい任意のキーを押すだけだ。
あくまでも、ABXY・LR・L2R2 の任意ボタンをコピーしているだけなのだが、これが思っていたより使い勝手が良く、レースゲームがかなり楽しくなった。
マクロ機能・その他
ガチゲーマーはマクロ機能があると嬉しいのだろうか?
僕には全く不要ではあるが、Elitist S はマクロ機能搭載なので、同じ操作を繰り替えす必要があるのであれば、追加ボタンに操作記録を設定する事も可能だ。
他にも、Androidのみではあるが音量調整ができたり、バイブレーション感度調整だとか、グローバルジャイロ機能(なんだかよく理解していないw)など、多機能なコントローラだ。
まとめ
そんなわけで・・・ あまり期待せずにというか、ちょっと面倒だと思いながら実機を確認したら、予想に反して、かなり良いコントローラーだったってのが結論ですw
では、最後に良い点と悪い点でまとめておきます。
おまけ
背面の追加ボタンは取り外せる機構になっているんだけど・・・ まったく持って意味が分からないwww 最初はバッテリー交換ができるのかと思ったんだけど、そもそもバッテリーは取り外しができない。
たぶん、ロマン。。。 もしくは好きな色で追加ボタンを塗れって事かな???
販売店情報
記事ニーズ低そうではあるが・・・ もし購入したいと思ったならば、以下のECサイトで取り扱いしているので是非入手して試して欲しい。
一応、忖度的にBanggoodをお勧めしておきますw
ユーザー投稿
多機能な万能型として良さそうですね、私はこの手のコントローラーはSteamとの親和性を重視しますが、、なんだかんだで結局 箱ONEコンです w
コンシューマー系もできるだけオリジナルか近い物が好きで、使い回さず専用にするので沢山あります、今後も増えます
ええ、病気ですよ W W
基本は純正派ですが・・・ シューティングゲームとか連射欲しくなりますね、でも安い連射パッド使うと操作性が著しく悪くなったりします。
その点では、このコントローラはお薦めかもですよ ^^