大人の事情でレビューしまくる!ニトロです。
さて、既存の販売中eMeet製ウェブカメラはコンプリートしましたので・・・ いよいよ残りのスピーカーフォンもしっかり確認してレビューコンプリートしたいわけであります。
ちょっとふざけましたが、今回紹介する「eMeet Luna」はeMeet製スピーカーフォンの真打ちだと思っております。
なぜなら、コストパフォマンスがかなり良しなのです!
という事で、おなじみeMeet製品レビューシリーズの第6弾? 性能と価格のバランスに優れていると個人的に話題のワイヤレススピーカーフォン「eMeet Luna」をレビューいたします。
eMeet Luna について
About
今回ご紹介する「eMeet Luna」は、eMeet社のWeb会議用スピーカーフォン製品「M0」「M1」「M2」などのラインナップの中で、「OfficeCore」の冠が外れ「Luna」という商品名が与えられた製品となっております。
eMeet Luna PV
特徴
- 【360°全方向集音 多人数会議対応】
3つの高性能マイクを本体に内蔵!360度どこからでも、半径8m~10mの範囲から収音が可能です。さらに「エコーキャンセリング機能」「ノイズキャンセリング機能」を搭載し、音声信号処理技術「VoiceIA」が加わることで、ストレスのない快適な双方向会話を可能にました。 - 【連結機能搭載】
ケーブルでeMeet Lunaを2台接続が可能、収音性能やスピーカー音量などが拡張され、8~12人までの会議利用が可能です。 - 【多様な接続方式】
「USB接続」による有線接続ならバッテリー切れの心配もなく、音声品質もよりクリアー! 出張先や外出先で利用するなら「Bluetooth接続」が可能、ワイヤレスならどこにでも設置できるので利用者とスピーカーフォンが離れていても大丈夫。大人数の会議に便利なんです。 - 【高音質・大音量】
最大で89dB出力可能なパワフルスピーカーにより、会議室でも相手の声がしっかり聞き取れちゃう、ストレスのないコミュニケーションが可能です。 - 【様々な通話アプリに対応】
Skype、Google Hangout、Microsoft Lync、Cisco、Avaya、FaceTime、LINE、Goto meeting、Zoom、Bluejeans、webex、braodsoft、lifesize、Vidyoなど、多様なオンライン音声通話サービスに対応しています。
スペック
定格入力 | 5V/1A |
出力 | 3W |
Bluetooth | Ver4.2 |
集音範囲 | 約8m |
マイク数 | 3個 |
マイクの指向性 | 360°全指向性 |
バッテリー | 3.6V/2600mAh(15時間通話・充電時間3~4時間) |
サイズ | 120mm x 120mm x 36.5mm |
本体重量 | 290 g |
パッケージ内容
外箱
eMeet製品で統一されている白と青を基調にしたパッケージデザインの外箱を開けると・・・ まずはおなじみの「Tahnk you…」メッセージ、さらに蓋をあけるとLuna様がいきなり登場します。
なんとも可愛らしいデザイン・・・ 製品名の通り月をイメージしたデザインとなっております。
付属品
eMeet Lunaの付属品は・・・ ユーザーマニュアル・クイックスタートガイド・安全の手引き・延長保証カードなど4種類の冊子に、Bluetoothドングル、USB-Cケーブル、3.5mmのオーディオケーブルで、全てパッケージ下部に収納されています。
eMeet製品はユーザー登録により保証が1年延長されるので延長保証カードを確認して登録をおすすめします。
ユーザーマニュアルは7カ国版で、日本語の詳しい記載もあるので操作に悩む事はなさそうですね。
USB-CケーブルはLunaの充電にPCと有線接続する際に使うケーブルです、ケーブル長は60cmほどで短いので、長いケーブルが欲しければ別途購入する必要がありそうですね。
Bluetoothのドングルですが、大概のPCにはBluetoothが内蔵されていますので出番は少なそうですが、もしBluetoothがないならドングルをデバイスに接続すればワイヤレス接続が可能になりますよ。
eMeet Luna 質感
本体を覆う上部のケースはアルミ合金で手触りも質感も上質です、下部は樹脂製で設置面にゴム足です。全体的な印象は可愛らしいフォルムだけど、手に取ると適度な重量感に品質の良さ感じられる良質なデバイスと感じます。
今回入手したLunaの本体カラーは黒でしたが、オフィスや自宅のデスク上に置いても違和感を感じない良い色だなと思います。上面にある操作ボタンのも「カチッ」とクリック感があって質感がとても良いです。
サイズは120mm x 120mm x 36.5mm 手のひらに乗せると少しはみ出るぐらい、持ち歩く事を考えればもっと小さい方が良いですが、マイクやスピーカー性能を犠牲にしないギリギリのサイズではないかと思います。
背面部にはBluetoothドングルが収納できる凹みがあるので、使わない時はここにドングルを収納しておけます。紛失のリスクも少なくて良い構造だと思います。
本体にネジ穴などの美観を損ねるものがありません、スピーカーフォンと言う地味なガジェットではありますが、デザイン・材質・質感などは開発メーカーの本気を感じられます。
使用してみた感想
Review
設定方法
電源ボタンを2秒ほど長押しすると起動音が鳴り起動して準備が完了します。
初めて起動するとペアリング待機になるので、接続したいデバイス側で「eMeet Luna」とペアリングをおこないます。端末を切り替える場合は本体上部のBluetoothボタンを長押しすればペアリングモードになります。
有線接続する場合はUSBケーブルでPCなどのデバイスに接続するだけで利用可能です、ケーブルを接続した場合はBluetoothが遮断されて有線接続が有効になります。
簡単に接続できるので、出先で利用する際にうまく繋がらなくて会議が始められないなんてトラブルは起きないですね。
操作関連
電源が入ると本体上部のLEDが光って状態表示をしてくれます、色や点灯数などで判断するんですが、マニュアルには記載してありますが、数が多いので少し悩むかもしれませんが、あまり気にせず使っても困ることはなさそう。
本体上面のボタンは7種類あって、右から、①電源、②Bluetoothボタン、③音量調整(+)、④マイク・スピーカーのオン・オフ、⑤音量調整(ー)、⑥発信・切断、⑦「Voice IA」オン・オフ。
ボタン上部のアイコンである程度はイメージができるので操作は簡単ですから習うより慣れろですね。
マイクの入力感度
マイクは本体下部側に3箇所に均等に配置されています、音声などの方向をマイクが感知して独立して有効なマイクに切り替える処理をしているみたいです。
360度どの方向からでも音声をキャッチしてくれますし、「Voice IA」をオンにすれば環境音などのノイズを除去してくれるので、会議や通話に必要な音声をクリアに伝達してくれます。
「Voice IA」のオン・オフを試したところ、ノイズフィルターの効果はかなり高くて、キーボードの入力音などがかなり除去されていました、ただし音声がノイズとかぶると若干不自然な再生になるかな?とは思いましたが、会議など多人数の環境ではエコーキャンセルと合わせてかなり威力を発揮しそうです。
不要であればオフに出来るのも良い点ではないかと思います。
それと、自宅で5m以上離れて発声して声を拾うか試しましたが、しっかり声を判断していましたし、クリアーに収音していましたので性能はかなり良いと言えます。
スピーカー性能
通話相手の話し声は明瞭に再生してくれますし、本体が金属製のためか再生ボリュームもかなり大きく音質も相当良いです。この本体サイズでこれだけ大きな音が出るならある程度広い会議室でも問題なく使えそうです。
音楽の再生も試しましたが、モノラルスピーカーなのでもちろんステレオ感はありませんが、出先で使うモバイルスピーカーとしては十分な音質で鳴ってくれますので、出張などの際には重宝しそうですよ。
バッテリー駆動ですし、満充電で15時間再生できるので実用的ですよね。
総合評価
eMeet Lunaに関して総合的な評価としてまず伝えたいのは、パーソナルユースであればeMeet製スピーカーフォンの中で一番お薦めの機種であると言える。
理由としては、マイク数を3個に絞ってはいるものの実用上の不都合がなく、十分な収音性能を発揮し、ノイズキャンセルやエコーキャンセルなどの基本機能によりクリアーな通話が可能「Voice IA」のオン・オフがボタンで簡単に設定できるのも良い点だ。
スピーカーはかなり大きな音で再生が可能であり、音楽再生などのモバイルスピーカーとしても十分な性能を発揮してくれる。そして小型でシンプルで飽きのこないデザイン、少し可愛らしく見えて手に持った時の質感も感じる事ができる。
なによりも価格が比較的安価である事、コストパフォマンスに優れている事は個人で購入しようとしている人にとっては一番良い点と言える。
ビジネスユースを意識した仕様として2台のeMeet Lunaによる連結機能などもあり、オフィス利用でも十分活躍できるし、会議室のデスク上に置いてあったらちょっと格好良いんじゃない?などと思ったりもする。
結論 スピーカーフォンを個人で購入するなら満足度の高い一台!
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次回は最高級スピーカーフォン「OfficeCore M2」をガッツリレビュー!お楽しみに?
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