KIMO ドリルドライバーのエントリーモデル『QM-1005A』は一家に一台間違いなし!

DIY
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ニトロです。

中国メーカーの製品というと以前は衣類などのイメージが強かったですが、最近はPCやスマホなどのガジェットも高品質、低価格で生活の中で当たり前のように利用するようになりましたね。

今回は、Amazonの電動工具カテゴリーで多くの電動工具を出品している『KIMO』というメーカーさんの『電動ドリルドライバー』サンプルをいただきレビュー記事を書くことにしました。

DIY好きな方にとって電動工具は一生モノのツールになるわけですから、マキタやBOSCHなどの大手メーカー製品に対する信頼性が高いと思います。とはいえ全ての工具を揃えるとなると高額ですよね? 果たして『KIMO』の工具類はその代替えにできるのか? このレビューを参考にしていただけたらと思います。

KIMOについて

『KIMO』は低価格な電動工具ブランドですが、工具のラインナップはかなりの数を有していています。各製品のバッテリーは共通化されているので、これから電動工具を揃えたいという事であれば大手製品を選択するよりも安価に一通りの工具を揃える事が可能です。

ラインナップは20Vシリーズ工具・12Vシリーズ工具に、交換用バッテリーを取り揃え、一般的なDIYで必要な電動工具のランナップは一通り揃っています。

ニトロ
ニトロ

公式サイト(英語)見ると、DIY・工具好きならワクテカだよ!

KIMOドリルドライバーQM-1005A

今回レビューをおこなうのは12Vシリーズ工具『ドリルドライバーQM-1005A』という電動工具で、エントリーモデルでありながら多機能でありリーズナブルな価格の電動ドリルドライバーです。

ドリルドライバーとは

一般的にインパクトドライバーは先端の回転と打撃ができパワーも強いが、ドリルドライバーは先端部分が回転する機能のみでパワーもそれほど強くはない。

ドリルドライバーは文字通り先端にドリルビットを取り付ければ穴あけもできるし、スピードのコントロールやトルク調整、音も静かなので一般的なDIY用途に使う場合、また初心者であればドリルドライバーを選択するのが良いだろう。

QM-1005Aスペック

ブランドK I M O
電源1500mAhリチウムイオンバッテリー(充電式)
電圧12 V
トルク最大21N.m
商品の重量1.84 kg
充電時間80分
連続稼働時間最高1.5時間

付属品について

外箱を開けると布製の収納バッグが出てきて、本体を含む全ての付属品がバック内に収納されていた。

本体と取扱説明書

本体は緑と黒のツートンカラーでいかにも工具といった無粋な見た目、機能や使用感などの詳細は後述する、取扱説明書は全て日本語で記載されていて基本的な操作方法が理解できる。

バッテリー&充電アダプター

12V 1.5Ah 小型のリチウムバッテリーで本体のグリップ部に収納して使用する。本体にバッテリーを接続したままで充電はできない。

ビットセット

ドライバービットは32本、ドリルビット6本、ビット延長アダブター、フレキシブルシャフトが付属している。一般的な利用であれば十分な数だし、フレキシブルシャフトはいざという時に役立つ

収納バッグ

電動工具はハードケースの場合が多いが、QM-1005Aは布製バッグで内部に2箇所メッシュのポケットがある。個人的にはハードケースより布製の方が収納がしやすいので良いと思うが耐久性はあまりないので人により好みは分かれるところだろう。

特徴

KIMO QM-1005Aの特徴を公式ページから拾ってみた。

18+1段階トルク調節

安価ながら18+1段階のトルク調整が可能ってのはかなりの贅沢使用だと思う、家具の組み立て、DIY作業、自作PCなど、多種多様な作業で細かいトルク調整ができるのが良い。

2段ギア付きの無段階変速

回転スピードは2段階調整が可能、高速(0~1350rpm)と低速(0~350rpm)を切り替えて作業に合わせた速度調節ができるのだ。もちろんトリガーを押す力加減で無断変速もできるので繊細な作業ができる。トルク調整と合わせてかなりのプロスペックといえる。

照明機能付き

最近の電動ドライバーでは必須と言える照明機能も当然搭載しているので暗所利用も全く問題なしだ。

取り扱いが簡単・豊富な付属品

ビット取り付けは先端を回転させて締め付けるキーレスチャックなので面倒なレンチで締める作業など不要、そしてビットが豊富な上にフレキシブルシャフトまでが付属している。

なにより小型で軽く取り回しがしやすく、価格が大手メーカーの半額なのだから死角も欠点も見つからない工具かもしれない。

細部チェック

KIMO QM-1005Aは良くも悪くも高質感という印象は持ちません、ただ手に持つと何かを作りたくなる、分解したくなる衝動が襲ってきます。これは紛れもなく工具ですね。笑 

手に持つと適度な重量感があり、グリップ部は滑り止め防止効果のあるラバー素材で適度なグリップ感が得られます。

トルク調整ダイヤルは18段階+1の調整が可能、少し固めに感じましたが馴染めば柔らかくなるかもしれません。ちなみにドリルビットを使う際にはドリルマークの部分(+1)にセットする事でトルクロックが掛からなくなります。

本体上部にあるスピード調整は1にすると低速、2にすると高速回転になり、用途により使い分けができるので便利です。左側面にはバッテリーレベルを表示するLEDがありトリガーを握った際にバッテリー残量が確認できます。

もちろんLED照明機能もありますので暗所での作業時にかなり便利です、ただ実用上で問題ありませんが少し暗めな印象をもちました。

バッテリーは本体に差し込み式、本体に接続した状態での充電はできません、下部に充電端子があればいちいちバッテリーを外す必要がなくなるのでなぜ内部に端子を付けたのかな?と思いましたが・・・ まぁ、端子部にホコリなどの侵入する可能性がありますので一長一短ですね。

使用した感想・まとめ

ネジを回したり締めたり、木材に穴を開けたりと、軽く使用してみたが、性能的に不満に感じるような事はなかった。小型の割にパワフルだし、ドリルドライバーに必要な機能、トルク調整・スピード調整・LED照明が付いてこの価格であれば不満など出ない。

弱点を上げるとすればバッテリー持ちが悪い事かもしれない、連続でネジ締作業などをおこなうとかなりバッテリーを消耗するようなので、ガンガン使いたいのであれば予備バッテリーは購入しておく方が良いかもしれない。(KIMO 12Vシリーズの工具・交換バッテリーが使える)

もっと小型でパワーのない商品であればさらに低価格で見つけられるかもしれないが、家庭内のドライバー利用から、本格的なDIY作業まで、全てこれ一台でこなせる性能という点で、数千円の差であれば『QM-1005A』を選択する方が圧倒的に良いだろう。

初心者向けエントリーモデルと便宜上は書いたが、この価格でありながら実装された機能や性能を考えると十分プロ仕様といえる製品・・・ あとは耐久性だが、現時点で評価はできないのでお試しで使用してみて気に入ったらKIMO製品で電動工具を揃えるってのが賢い方法かもしれない。

ニトロ
ニトロ

想像以上に良かった。耐久性がクリアーできればベスト・バイ!

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