ニトロです。
イヤホン、ケーブル、無線充電器など関連用品などの販売をおこなう AceFast と言うメーカさんから、同社のワイヤレスイヤホンのレビュー依頼を受けました。
あまり馴染みのない名前ですが、それもそのはず、最近日本市場に進出したばかりとのことらしいです・・ 未知のメーカってことで、少し興味が湧いたのでレビュー依頼を受けてみました。
レビュー用サンプルをご提供いただきましたが、率直な感想を書きたいと思います。
ACEFAST T1 ワイヤレスイヤホン
ざっくり特徴
まずは、ざっくりとした特徴ですが、ずばり「安価」なのが最大の特徴ですw そして、ノイズキャンセリング、IPX7防水、タッチ操作、などが目を惹きます。
3,000円で完全ワイヤレス、さらにノイズキャンセリングがあって、IPX7防水??? どんだけ価格破壊だよって思います。
スペック
以下は Amazon の販売ページに記載してある製品仕様です
通信方式: | Bluetooth 5.0 |
連続再生時間: | 約5時間(イヤホン単体のみ)/ 最⼤25時間(充電ケース使⽤時) |
充電時間: | 約1.5時間(イヤホン) / 約2時間(充電ケース *USBケーブル使用時) |
防水規格: | IPX6 |
充電ポート: | Type-C |
対応機種: | iOS/Android/WindowsなどBluetooth機能搭載のデバイス |
Amazon の販売ページを確認するだけで、色々と突っ込みたくなる事が多いわけだが・・・ まず、Bluetooth 5.2 なのか、5.0なのか・・・ 画像と仕様表の記載が異なるw 防水も IPX6 と IPX7 で表記が異なる。
IPX7は、30分水に浸しても影響がないというレベル、表記ミスはユーザーとトラブルになりかねない。
ユーザーズマニュアルにはBluetooth5.0と記載、防水規格については外箱の裏にIPX6と記載されているが、そもそも防水性能があるのかすら疑わしく感じてしまうwww
開封の義
それでは、実際に開封していきたい。
パッケージ
パッケージは安価な製品の割にはしっかりしていて、白地にロゴなどがグリーンで描かれている。
背面に商品写真と、添付品の詳細やスペックなどが英語で記載されている。
内容物
蓋を開けてみると、さらにスタートガイドが蓋をしているw まぁ、これは丁寧な感じなので好感触です。
スタートガイドは多国語版で、日本語のページは5ページで構成されています。
付属品は、充電用のUSB-Cケーブルと、イヤーチップ(S・M・L)がパッケージ内の紙製の箱に収納されています。
USB-Cケーブルは短いものが付属、イヤーチップは本体にMが取り付けてあり、SとLが付属します、イヤーチップの手触りは、安っぽい感じです。
収納ケースとイヤフォン本体
安価ですが収納状態は良好、ユーザーの満足感が得られる印象を受けます。
取り出した本体ケースのデザインは AirPod Pro に似ています、見た目の印象は悪くないです。
しかし、触感はやはり安っぽさを感じるプラスチックで、蓋の合わせ目などの滑らかさがありませんね。ケース蓋は AirPod と同じ構造でマグネットで閉じます。
マグネット蓋 蓋の裏に技適マーク
イヤホンもちょっと安っぽいプラスチック感を感じますが、成形の品質はそれほど悪くはありません。デザインは AirPod Pro っぽいですが、うどん部は少し長いですかね。。。
イヤホンを取り外して収納すると、ケースのバッテリーインジケータが点灯します。
イヤホンもケースに入れると充電状態を示すLEDが点灯します、満充電になると白く点灯するみたいですね。
安っぽさは否めませんが、ビルドクオリティー自体は悪くないですし、販売価格を考慮するとよく出来ていると言えます。
ペアリングと操作
iPhone 11 にペアリングをおこない、操作などを試してみた。
ペアリング
純正の AirPod とまではいかないが、ペアリング自体は簡単で、ケースからイヤホン本体を取り出すとペアリングモードになり、iPhone のBluetooth設定から「ACEFAST T1」を選択するだけでペアリングは完了する。
耳に装着すると「CONNECT」と英語でアナウンスされ、使用が開始できる。
操作
基本的にイヤホン本体L・Rのどちらでも操作が可能だ。
音楽の場合は、イヤホンの背面をタップすると再生・停止、右イヤホンをダブルタップすると曲送り、左イヤホンをダブルタップすると曲戻しとなる。
電話の応答は、イヤホン背面をタップすれば応答ができる、電話を切るときもタップでOK、さらに受話拒否したい場合には背面を二秒間長押しする。
操作を覚えると意外と使いやすいが、センサーが敏感なので誤操作も起きやすい、また、音量調整はイヤホン本体で操作はできない。
ちなみに、三回タップするとiPhoneではSIRIが起動したので、「シリ!ボリューム下げて!」と言えば音量調整はできなくはないwww
音質
イヤホンなので、一番重要なのは音質だと思うが・・・
付属のイヤーチップだと率直に言って音が良いとは言えない、中低域が弱く、高域の音が強調されていて、言葉で表現するならキンキンする音だったが、イヤーチップを SpinFit に交換してみたら劇的に音質が良くなったw
付属のイヤーチップの質が悪いのか、僕の耳に合わないのか? 耳に合う良質なイヤーチップで、遮音性を高める事で低音に迫力が増し、外音も遮断されるので、イヤホンの性能差以上に効果があるのでお薦めだ。
話を戻すがw AceFast のイヤホンは、通話や、ラジオ・ポッドキャストなどの視聴用であれば、まったく問題なく利用ができそうだが、良い音で音楽を楽しみたいと言う事であればイヤーチップ交換などを検討した方が良いかもしれない。
それと、ノイズキャンセリングについてだが、僕には明確な効果を感じる事はできなかった、イヤホンを付けたり外したり、片耳だけ装着したり、音を出したり消したり・・・ 本当にノイズキャンセリングしているのだろうか????
まとめ
最後に AceFast の良い点と悪い点でまとめです。
はい、こんな感じだろうか?
とにかく、性能・機能で考えると価格は相当安く、同機能のイヤホンの中では最安価、本日時点ではAmazonで1000円 OFFクーポンが適用できるので、2,580円という信じられない価格で入手可能だ。
毎日、通勤・通学でイヤホンを愛用している方にとっては、イヤホンは消耗品だと思うし、ホームで落としたり、無くしたりするぐらいなら、普段は安価なイヤホン使うほうが賢いと思いますよ。
毎日使う、気を遣わない必需品のガジェットとして、おひとつ如何ですかね?
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