【Review】Retroid Pocket 3+ ブログレビュー! 僕からひと言・・・ 「これ、ええやん」

Game Device
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Retroid Pocket3+ が到着、注文したはずの「クリアブルー」ではなく、「16BIT」カラーでしたが・・・ そもそも本体カラーはクリアーよりも好みなので別に良いです。

さて、デバイスを弄った時間はちょっと少ないんですが、おおよそ理解ができたのでレビュー記事を書きました。

ANBERNIC RG505 と比較、優劣などにつきましては、本記事でできるだけ書かないようにしております・・・ 次の記事までおあずけです。笑

それでは、レビューいきましょう!

価格と販売ストアについて

僕は Retroid の公式SHOPにて、プレセール開始と同時にクリアブルーを予約注文しましたが・・・ まぁ、発注ミスなのか、システムの問題なのかわかりませんが 16BIT が届いてしまいました。

同じような事が起きている方もいますので、注文時にはしっかり確認した方が良いですよ。

Retroid Pocket3+ 販売詳細
Retroid Pocket3+ 価格
  • 通常カラーモデル(6色)
     ⇒ 149ドル(送料別)
  • クリアカラーモデル(2色)
     ⇒ 154ドル(送料別)
  • アップグレードPCB(前モデルユーザー向け)
     ⇒ 85ドル(送料別)

※ 現在公式WEBショップでしか取り扱いしておりません。

  

YouTubeレビュー動画

文章を読むのが面倒くさいなら動画をどうぞ~

  

Retroid Pocket 3+ スペック

スペックは以下の通り、黄色部は前モデルの「Retroid Pocket3」と異なる点になります。僕は前モデルは所有しておりませんから、ボタンの感触や質感などについては比較できません。

基本的には、デザインやシェルはそのまま、よりパワフルなチップセットに変更(T310 ⇒ T610)、メモリー(3 → 4GB)・ストレージを増量(32 → 128GB)、バッテリー容量増加(4,000 → 4,500mAh)とした、アップグレードモデルです。

  

Retroid Pocket 3+ レビュー 一気にいきます!

アウターボックスがお洒落

中華ゲーム機の外箱っぽくない! かなり拘りを感じるアウターボックスで、蓋を抑えるのにマグネットが仕込まれているみたいです。梱包も綺麗だし開封時のワクワクが感じられて好感触です。

  

付属品はシンプルです

付属品は以下の一覧の通りでシンプル、USB-Cケーブルは少し上質な感じ(に見える)取扱説明書はペラ一枚の超あっさり仕様、内容もあまり無いので読む必要はないかも。

同梱物一覧
  • Retroid Pocket 3+ 本体
  • スクリーンプロテクター
  • 充電用USB-Cケーブル
  • 取扱説明書(英語)

  

デザインは修悦である

Switch Lite みたいな丸みを帯びたデザイン・・・ むしろ模写したんだとは思うが。。。 フェース部中央にスクリーンエリアが広く取られていて、右下の風防にロゴがさり気なく印刷されていてお洒落感満載である。

本体は思っていたよりもコンパクト厚みの最薄部は約15mm、手に持つと薄く感じる

START・SELECT ボタンをフェースから排除するという奇抜なデザインのおかげ、超シンプルな見た目はとても素晴らしい。

本体背面は銘板などの印刷がなくシンプル、排熱用の排気口が上下にあり、やや下部の左右にスピーカー穴がある。一見内蔵ファンがあるように見えるが非搭載だ。

START・SELECTボタンは本体上部右側に配置されているので、使い勝手はあまり良くないかもしれない・・・ しかし実用上はそれほど問題ないかも? ここは暫く使ってみて結論を出したい。

ショルダーボタンは上下レイアウトだが、無段階入力が可能なアナログではない。操作性自体は良いと思うけど、ショルダー部が下側に出っ張っていて、落としたら確実に壊しそうな危うさを感じた。

本体左側にはボリュームスイッチ右側はHOMEボタン。ボタンやポート類の配置、START・SELECT の奇抜なレイアウトなど、賛否はありそうだが本体デザインはかなり修悦な仕上がりで、個人的にはかなり好きだ。

16BITカラーは、昔のPCみたいな色あせたカラーに見えるが、落ち着いたイメージだし、ラメっぽい光沢があるので安っぽさは感じない

総じてビルドクオリティはかなり高いと言える。

  

インターフェースの配置が良いね

本体上部にはMicro HDMIポートがあり、外部モニターに出力が可能である・・ 個人的には不要だけど、使いたい人もいるだろうし無いよりはある方が良いに決まっている。

本体下部、左側から Micro SDカードスロット、USB-Cポートに、3.5mm イヤフォンジャック、配置もバランスもほぼ文句ないし、SDカードスロットには蓋が付いていてゴミなどの侵入が防げる。

安価な製品だけど、手抜き・妥協は感じないクオリティーである。

  

操作性に不満なし

フェース部 十字キーやアナログスティック、ABXYボタンなどが PS Vita そっくり・・ というかこれも完璧な模写で、押し心地は、特に十字キーが PS Vita のような感触に感じるから面白い。

ゲーム操作も良好、軽めで適度なクリック感があり、僕的には最上位クラスと評価ができる良質な操作性をもったデバイスだ。

ホールド性もかなり良くて、本体が軽いので疲れないが、ショルダーボタンに4本の指を添えて操作するには窮屈だし良好とまでは言えない、とは言えハンドヘルド機種としては操作性はかなり良い機種だと感じた。

  

スクリーンと音質 良判定

IPS 4.7インチ、解像度 1334 ✕ 750ピクセル、フルラミネーションディスプレイ、浮き出るような表示で綺麗だ、最大輝度もかなり明るく設定ができるので、多くの人には不満を感じる事がない表示品質だろう。

ただし、ANBENI RG505 の有機EL表示と比べれば、視野角によって色が変化したり、真っ白な表示の際に、スクリーンがモヤモヤしてる感じがある。

それと、個体差があるかもしれないが、僕の個体は色味が多少黄色っぽいかなと感じたが・・・ コストパフォマンスを踏まえれば、鮮明で良質な液晶という評価で間違いない。

音に広がりがあり、音量も十分、概ね良好な音質だ、ただ少し高域が耳に刺さるかなぁ・・・ 低中域を感じない。ホールド時に指でスピーカーが隠れない絶妙な位置なのは素晴らしいと思う。

本体サイズと価格など考慮すれば、ゲームデバイスとしてはかなり良い部類だろう。

  

システムのチューニングが完璧

システムは Android11 を搭載、Google Playストアに標準対応しており、言語も日本語に対応しているので非常に扱いやすい

初回起動時、インターネット設定や言語はもちろん、プリインストールするエミュレーターアプリなどの選択も可能。Android スマホを自分で設定できる人であれば、悩むことはあまりなさそう、理解がしやすいです。

タッチスクリーン操作を物理ボタンに割り当てるには、ゲームを起動して画面右から左にスワイプして表示されるメニューから設定ができる。設定に少し悩むかもしれないが、弄ってると理解ができるはず・・・

設定してしまえば、次回起動ではアプリ毎に自動で保存した設定になる、かなり便利だ。

さらに、プリインストールのランチャーアプリ、RG505 のフロントエンドランチャーと同じ機能だが、見た目、設定方法、操作性など、Retroid Pocket3+ の方が使いやすい。

さすが、Android OS でレトロゲーム機を何機種も開発してきた Retroid って感じ、システムやユーティリティアプリケーションは、かなり優れていますね。

  

パフォーマンス?

さて、Retroid Pocket3+ が発揮するパフォーマンスについてだが・・・ Powkiddy X18S や ANBERNIC RG505 と同じチップセットを搭載しているので、性能は全く同じ、少なくとも、ベンチマーク数値はほぼ同じ結果となるはずですが・・・

だけど、X18S は所有していないので確かめられませんが、RG505 で試した PS2 連邦VSジオンをテストプレイしたら・・・ なんか、明らかにRP3+はスムーズに動くんだよねぇ・・・ なんでかな?笑

グラフィック設定は同じにしてるんだけどねぇ・・・・

この性能に関する差異原因や、他機種比較などは、次回以降の記事、またはYouTubeの動画などでやりたいと思います。

  

総 評

コンパクトで携帯にも最適それなりの性能を発揮してAndroidのゲームアプリもほとんど動作する、エミュレータもPS2もタイトルによっては普通に遊べちゃうし、操作性も良質

本体のデザインもシンプルで見た目が良くて、質感も高いです。前モデルが人気があったのが理解できました・・・

Android ゲーム機は、個人的に GPD XP Plus が最強って思ってるけど、これだけコストパフォマンスとシステムの使い勝手が良いと、エントリーモデルであれば Retroid Pocket3+ を推したくなっちゃいますね。

  

良い点と悪い点

気に入ったポイント
  • コンパクトで良質なデザイン
  • システム・独自アプリのチューニング
  • ボタンの触感と良い操作性
  • コストパフォーマンスの高さ
これはイマイチ
  • START・SELECT ボタンの位置(個人的には、あまり気になってないけど・・)
  • 僕、クリアブルー頼んだはずなんだけど?
  • 新機種出すの早すぎない???

イマイチポイントが思いつかない・・・ ほぼ難癖です。笑

  

星評価

星評価4.5です

ハードとソフトで総合的に出来が良い、不満に感じる、思うことが見つからない。搭載チップ性能がもっと高ければ星5にしていた可能性すらある。

評価 :4.5/5。

  

ユーザー投稿

  1. FBI より:

    androidゲーム機も大分洗練されてきましたね、他のメーカーではまだ少し割高感がありますが 使い勝手の良い手頃な値段の携帯ゲーム機は嬉しいですね、ストリーミング専用機もいくつか情報見かける様になり新しいジャンルに確立していくかもしれないですね。

    • ニトロ より:

      なんだかんだ、適度な性能のAndroidハンドヘルドが主流になって、そのデバイスでハイエンドゲームはクラウドやリモートプレイするのが着地点なんだろうなって気がしてます。

      GPD WIN4が意外と安価なので気にはなるけど・・・ UMPCは高額すぎるのに、結局性能が微妙だし、こんなの追いかけられるの超お金持ちだけだからなぁ。。。

      キャバクラに使うコストで買えないデバイスにはさすがに手が出ませんわ。完全に遊びだもん。笑

  2. じぇす太 より:

    初めまして、じぇす太と言います。
    いつもこっそりと拝見していました。
    私は11/9注文のBlackで、まだまだ発送連絡すらありません。
    まぁ慌てずのんびり待つつもりです。
    エミュ性能等のレビュー、楽しみに待っています。

    • ニトロ より:

      注文早いのにだいぶ遅いですねぇ・・・
      中国はコロナの件など混乱しているので、生産や出荷に影響が出ているみたいです。

      受注を受けたというメールは届いているんですよね?

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