ニトロです。
2020年の締めガジェット・レビューになると思います。今回は logicoolウェブカメラのミッドレンジクラス2機種『C920n』『C922n』をチェック&レビューしていきます。
別々に記事を書くつもりでしたが・・・ この2機種はスペックもデザインもほぼ同じ・・・筐体ハウジングも同じ物を流用しています。
チェックした結果、性能からくる使い勝手の点に微妙な差異がある事が分かりました、そこで『C920n』『C922n』どちらを買うか悩んでいる方の参考になるのではと思い、記事をまとめてみた次第であります。
それではレビューいってみよう!
logicool C920n・C922n 概要
HD Pro Webcam C920n
C920nは、Amazonのウェブカメラ売れ筋ランキング2位(2020年12月28日現在)の人気商品で、実売価格は7,500円台とウェブカメラのエントリーモデルとしては少し高価です。
昨今のテレワークニーズにもマッチする、ビデオ通話・会議利用を主軸にした位置づけのようです。
Pro Stream Webcam C922n
C922nは、Amazonのウェブカメラ売れ筋ランキング5位(2020年12月28日現在)に入っており、C920nよりはランキングは下ですが、ユーザー評価の高い人気商品です。実売価格は9,000円台で一般的なウェブカメラ製品に比べ少し高額と言える商品です。
想定するターゲットユーザーは、You Tubeやニコニコ動画など、ライブブロードキャスティングをおこなうユーザー向け製品となっています。
価格差が1,500円程度で、どちらを購入すれば良いか悩むわけだ・・・
デザインもほとんど同じ、ただライブ配信は特殊な人向けだねw
2機種のスペックを比較
比較表
モデル | C920n | C922n |
---|---|---|
解像度 | 1080p / 30fps、 720p / 30fps | 1080p / 30fps、 720p / 60fps |
視野角 | 78° | 78° |
フォーカス / 露出 | 自動 | 自動 |
寸法 | 7.1 x 9.4 x 4.3 cm | 7.1 x 9.5 x 4.4 cm |
重量 | 162 g | 162 g |
モニターマウント角度調整 | 垂直(チルト) | 垂直(チルト) |
マイク | ステレオ | ステレオ |
その他 | – | 三脚付属 |
スペックに差異のある箇所を赤字にしてみた。
性能的にC922nは720P時のフレームレートが60fpsに対応してはいるが性能面に大きな違いはない。60fpsとはいえ5G時代に720Pの撮影は現実的ではない・・ 三脚のおまけ付属が大きな違いのような・・・
両機種の特徴をチェック!
フルHD 1080P(C920n・C922n)
どちらの機種もフルHDガラスレンズを搭載、視野角はどちらも78度、1080p フレームレート30fpsの滑らかな映像撮影が可能だ。C922nのみ720P撮影時にフレームレートを60fps撮影に対応しており遅延や歪みなしにライブブロードキャスト、ストリーミング配信が可能ではある。
HD光調整(C920n・C922n)
暗い環境でも明るくシャープな映像 C922nは高速HDオートフォーカス搭載
どちらの機種も自動HD光補正機能を備え、微光環境下でも明るくシャープな画像を映し出す、ただしC922nは高速HDオートフォーカスを搭載しており、これが大きな性能差につながる(後述)
ステレオサウンド(C920n・C922n)
ステレオマイクを搭載 ステレオマイクを搭載
2機種どちらもカメラ両サイドにマイクを搭載、ステレオマイクでどの角度からでも音をキャッチし、自然でクリアな音の伝達が可能だ。
卓上三脚・XSPLITプレミアムライセンス同梱(C922nのみ)
C922nには、柔軟な撮影ポジションが決められる三脚が付属している、この三脚はスイベルマウントによる調節が可能なもので18.5cmまで延長可能。また無料の3ヵ月間XSPLITプレミアムライセンスが同梱。(XSplit BroadcasterおよびXSplit Gamecaster両方の全機能を提供)
※ C920nに三脚は付属しないが三脚穴はあり
性能と関係がない三脚とXSPLITプレミアムライセンスが大きな違い
1,500円で三脚買う感じかしらね
パッケージと内容物をチェック!
『C920n』『C922n』のパッケージは以下の写真の通り、『C920n』はテレビ電話、『C922n』はライブストリーミング利用に適している事を推しているが、印刷された本体写真に差異はあるものの表記スペックはほぼ同じだ。
C920n パッケージ C920n 内容物
内容物は『ウェブカム本体』、『保証書』『重要なお知らせ説明』『クイックスタートガイド』の構成で、『C920n』には『ミニ三脚』『XSPRITのライセンスコード』も付属する。
C922n パッケージ C922n 内容物
どちらの機種も本体に透明なセロハンが各部に貼り付けられており、きっちりと本体保護がされているのは好印象だ、マニュアル類も丁寧に収められていた。
外箱を開封すると本体がこんにちはする。
開封時の仕掛け・丁寧なパッケージは愛着に直結する
細部のチェック
デザイン・質感
『C920n』『C922n』2機機の筐体は共通のハウジングを使っており、相違点はカメラレンズ部のガラス面(内部)のデザインのみだ。
本体はフルHDのウェブカメラとしてはかなり小型だ、ケースはプラスティック製だが非常に質感が高く、スタンド部やカメラの可動部を動かしてみると適度な硬さがあり上質な印象を与える。
C920n動作LEDは青 カメラ部デザインはC920nの方が好み
C920nの方は青のLEDにレンズ部のデザインがグレーとブラックのツートンカラーでメリハリのあるデザイン。逆にC922nはプロ仕様という事からか、シンプルで目立たない配慮されたデザインが特徴となる。
C922n動作LEDは白 主張しないデザイン
背面のUSBケーブルは本体から直出しタイプ、できれば Micro USB などで外せると便利なのだが・・ スタンド部が180°開くのは一般的な構造ではあるが、下部のフリップ部も90°可動してモニター設置時に本体を安定する機構がある。
ケーブル直出し フリップ機構
レンズ部を覆うシャッターは搭載されていない、ただしデザイン的には無いほうがスマートである事は間違いない。レンズが気になるようであればアフターメーカーで専用のシャッターが販売されているので別途購入すれば良いだろう。
とにかく本体の質感は多数のウェブカメラ(安価品ばかりだが・・)をチェックしてきた僕の中では、最高グレードを与えたい。細かい配慮が感じられる品質と質感だ。
設置性
『C920n』『C922n』はスタンド部とカメラ部の上下可動はできるが首振りはできない、モニター上部に設置する際はカメラ正面に撮影ポジションを取る必要がある。もちろん左右可動する方が良いとは思うが、自由な撮影ポジションを決めたいならば三脚を使いなさいって事かもしれない。
設置時の見た目はとても良い EIZO EV2451ではスクリーンに干渉する
本体が小型なためモニター上部に設置しても見た目がシンプルであまり目立たず格好も良い。ただし多くのウェブカメラと同様、モニター固定の前面クリップが少し長いため、スクリーンの額縁が10mm以下のモニターだと表示領域にクリップ部が干渉してしまう。
モニター設置時の安定感はかなり良い、背面のゴムと可動可能な下部クリップでしっかり固定される。
背面クリップが可動固定する 結局・・三脚が一番便利かな。。。
『C920n』に三脚は付属していないが三脚穴がある。モニター上部設置する場合は机の上のスペースを取らずに済むのは事実だが、撮影ポジションにこだわるなら三脚を使う方が良いだろう。
質感が高く設置時の見た目はかなり良いかな
三脚でも高級感があっておしゃれ!
PC接続・専用ソフトのインストール
『C920n』『C922n』どちらの機種もPCにUSBケーブルを接続すれば利用開始できるが、この2機種はPCの初回接続時に『ロジクールCapture』というウェブカメラアプリケーションのインストールを促される。
このアプリケーションは、カメラ接続、録画、共有、簡易な編集などができるアプリケーションで本記事では詳細を記載しないが、録画・キャプチャーする場合、詳細な色合いや特殊効果などの設定が可能なので圧倒的に綺麗な映像撮影ができる。できれば利用する方が良いと思います。
ただし残念ながらWindows10専用のようですね。
画質とマイク性能をチェック!
画質
画質のチェックをおこなう上で今回は『ロジクールCapture』を利用した。オートフォーカスをオン、ホワイトバランスを自動に設定している。また、撮影は夜におこないデスクライトでデスク周りを照らしている。
どちらのカメラもスペック上の数値は同じだ。
C920n 参考画像
オートフォーカスがなかなか効かず微妙にイライラする。 色合いはビビットで美しい映像
デフォルト設定でも十分に綺麗、ビビットな色合いで鮮やかに撮影ができるが、オートフォーカスがなかなか被写体を認識してくれない、認識してもフォカースが合うまでにジワッと時間が掛かる。
C922n参考画像
オートフォーカスが優秀 デフォルトは少し露出高め?
デフォルト設定だと少し露出が高い感じに写るが、C922nの方がより自然ではないかと思う。オートフォーカスはかなり精度が高く、レンズ近くに物を寄せると瞬時にフォーカスを合わせてくれる。
オートフォーカスの性能はC922nが優秀
どちらの機種も画角は78°で広すぎず狭すぎず室内撮影としては丁度よい、4辺のハケなども出ない自然で綺麗な映像を映し出す。デフォルトだとC920nの方が鮮やかに写るが、調整が可能なので表現力は同等と言える。
テストで判明したのはオートフォーカス性能で、C922nの方は被写体を認識すると瞬時にフォーカス調整をおこなう。動き回ったり、レンズに物を寄せるとスパッと切り替わり背景ボケも出て使いやすい。
C922nの方がアクティブに動く映像撮影には向いている、ストリーマー向け製品というキャッチコピーに偽りはなかった。
マイク性能
『C920n』『C922n』どちらの機種も左右のマイクによりステレオ収録が可能、自然で臨場感のある音や声の収録をおこない相手に伝達する事ができる。
音のチェックをおこなった限りでは明確な差は感じなかった、どちらの製品も同じマイクを使っているのではないかと想定される。
デュアルマイク付きのウェブカメラは多いがステレオ収録できる製品は多くはない、ビデオ通話時はもちろんだが、ライブ配信でもウェブカメラ単体で撮影とステレオ収録ができるのは付加価値が高いだろう。
結 論
ほぼ同じデザイン・同じ質感の『C920n』と『C922n』ウェブカメラを実際にテストして確認をおこなってみたが、どちらの機種も本体の質感や映像の綺麗さ、マイク性能など、どちらも総合的に性能良いウェブカメラであるという事は確認ができた。
カメラ性能は本格的なストリーマー用に設計されたという『C922n』の方が、オートフォーカス性能が高く、720Pであれば60fpsに対応している点からも、動く被写体の撮影をするのであれば選択するべき機種となりそうだ。
とはいえ、ビデオ通話や会議などの一般的な利用であれば『C920n』でも映像は美しく、集音性能も高い、オートフォーカスももちろん動作するので不満は出ないだろう。
しかし、この2機種の価格差がAmazonの実売価格で1,500円程度の開きしかない事を踏まえ、オートフォーカス性能と三脚が付属している事を勘案すると『C922n』を購入した方が個人的にはお得ではないかと感じる。
個人的にYou Tubeなどにアップする手元撮影に使えるそうなので試そうと思っている、とにかくどちの機種であっても基本性能が良いのでアイデア次第で多彩な活用ができそうである。
僕2台ともあるので、今後の活用方法を考えますwww
ユーザー投稿
>しかし、この2機種の価格差がAmazonの実売価格で1,500円程度の開きしかない事を踏まえ、オートフォーカス性能と三脚が付属している事を勘案すると『C920n』を購入した方が個人的にはお得ではないかと感じる。
え?流れ的にC922nかと思った。
完全に間違ってました922nですね^^; 直しておきましたw