ニトロです。
TheRA 2.4 NTFS (v2.3)なかなか良い感じです。僕はEmuELEC派でしたが、v2.3を弄ってみて乗り換えても良いなと思い始めています・・・
TheRA 2.4 NTFSはRK2020専用CFWですし、開発者の「christianhaitianさん」もこまめにアップデートしてくれています、RK2020の愛好家としてはTheRAを利用してフィードバックを返す方が良いのかもしれません。
そんなわけで、過去にTheRA 2.4 NTFSの導入解説を記事にしていませんでしたので、あらためて作成してみました。公式に記載されている推奨方法に則っております。
TheRA 2.4 NTFS ダウンロード
TheRA 2.4 NTFSは「christianhaitianさん」のGitHubサイトからダウンロードします。
公式サイト>TheRA2.4 NTFSに移動してから、そのページ下部にある「Download Links」と記載されたいずれかを選んでダウンロードします。
GitHub christianhaitianさんのページ
ダウンロードファイルを解凍
お手持ちの解凍ソフトでダウンロードしたファイルを解凍します。
推奨ソフトは「7-zip」です。
TheRA 2.4 NTFSの書き込み
フォーマットしたマイクロSDカードにダウンロードしたTheRA 2.4 NTFSを書き込みします。(16GB以上のマイクロSDカードにしましょう。)
推奨ソフトは「USB Image Tool」または「Win32DiskImager」です、
「Etcher」を利用するとマイコンピュータにNTFS EASYROMsパーティションが自動的に表示されない問題が起きる場合があるそうです。もしマウントしない場合はドライブの割り当てをすれば使えると思います。
USB Image Tool
win32diskimager
RK2020にSDカードを挿入・電源を入れる
TheRA 2.4 NTFSを書き込みしたSDカードをRK2020に挿入して電源を入れます。初回の起動時にNTFSパーティションの拡張処理が入ります、この処理でRK2020は2回再起動します。
V2.3以降では処理途中に確認操作が必要です。
一度目の再起動画面、「パーティション拡張処理中であり、2~3回再起動しますので辛抱してね」みたいな意味です。
Aボタンを押して再起動します。
処理が終了するとこの画面表示になりますのでAボタンを押します。
再起動でEmulationstationのメニューが表示されて準備が完了です。
SDカード・ゲームデータ配置
作成したSDカードをPC(またはネットワーク経由)で読み取ると「EASYROMS」という名称のパーティションがマウントされます。
「EASYROMS」内にはコンソール毎のフォルダが最初から作成されているので、手持ちのゲームROMを該当コンソールのフォルダにコピーすれば完了です。
起動の確認
データをコピーしたSDカードをRK2020に挿入して電源を入れます。起動後のメニューにはROMデータの配置されたコンソールが表示されます。
コピーしたゲームを起動して問題なく動作すれば完了です。
ゲーム起動中のRetroarchメニューを呼び出すには「SELECT+X」を押して表示させます、キーコンフィグなどの設定がおこなえます。
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RK2020に関する記事はメニューのカテゴリーにしてあります。また、まとめ記事は以下になりますのでご確認ください。
その他、質問や、気付き、情報などありましたらフォーラムに投稿していただくと嬉しいです。
でわw
ユーザー投稿
フォーラムにも書いてますが、一部のメーカーの MicroSD は不具合が生じることがありますね。
具体的には、イメージの書き込みは普通にできます。
しかし、書き込み後に RK2020 本体に入れて、最初の注意書きでAボタンを押した後、通常であれば数秒で再起動が掛かるのですが、不具合が生じる MicroSD では画面が消えたまま再起動されずに止まってしまいました。
(背面レッドランプは点いたままです)
電源ボタンの長押しで強制シャットダウンして、再度電源を入れれば再起動後と同じ状態から再開されますが、正常であるかは分かりません。
(強制シャットダウンは、画面が止まった直後だとパーティションの拡張がされていなかったので数分待った方が良いかもしれないです。
その MicroSD の使用を中止するのであれば即止めて問題ありません)
今回使って問題があった MicroSD は RiDATA の 32GB でした。
ネットではなく家電量販店で買った物なので製品自体に問題は無いと思います。
普通に使用できた MicroSD は、ADATA の 32GB でした。
今回のバージョン以外では、エレコムの物や、中華ノーブランドなどを使ってますが問題は無いので、極まれに出る相性問題なんだと思います。
あーもしかしたらイメージ書き込みに使った Win32 Disk Imager が原因だった可能性もあります。
あくまで参考として見てください。