ALLDCUBE さんから、8月初旬にサンプル送ると連絡を貰っていたのに・・・ 到着したのは9月中旬・・・ おかげで夏休みのブログ・動画制作の予定が大幅に狂いましたよっと。
もちろん iPlay50mini Pro のお話です。
さらに、日本の Amazon でもすでに発売が開始されてるしさぁ・・・ せめて発売前に記事や動画を出したかったのにぃぃぃ
まぁ、いいや、そんなわけで、人気の iPlay50mini スペックアップモデル、iPlay50mini Pro について、本記事では簡単なレビューを出しますので動画と合わせてご確認くださいませ。
YouTube レビュー
動画レビューはこちら、実機確認、撮影、編集、えらい時間が掛かりました。
iPlay50mini Pro 無印モデルからの変更点
SPEC
主要スペックは以下の通り、レビューは無印モデルとの差異など解説します。
【変更点1】SoC 変更による性能向上
SoC が Mediatek Helio G99 に変更で、パフォーマンスが向上した。
AnTuTu ベンチマークは実測で39万点、T606 の無印では24万点だったので数値上はかなりパフォーマンスが向上していて、ミドルレンジスマホといった感じのスペックとなった。
【変更点2】メモリー・ストレージが増加
無印モデルはメモリー4GB(バーチャルメモリ併用12GB)、ストレージ64GBだったが、Proモデルはメモリー8GB(バーチャルメモリ併用16GB)ストレージは256GBに大幅増加した。
無印モデルは引っかかりや読み込み遅延を感じていたが、SoC がパワフルになり、メモリー効果もあると思うが、メニュー操作の時点で動作がヌルヌル機敏なのが体感できる。
そして、ストレージが256GBになったおかげで、SDカードを使わなくてもゲームデータなどを大量にインストールできるのが嬉しい。個人的にはストレージが一番の恩恵を感じるアップデートだと思う。
ストレージは増えたが読み書きが遅いのでは?などと言われていたが、性能は同等のようである。
【変更点3】リアカメラの画素数が向上
無印ではフロント・リアどちらも500万画素のカメラだったが、Proモデルはリアカメラのみ1300万画素に変更された。
テストで適当に撮影してみたけど、意外と綺麗に撮れるかもって感じ・・・ 色味が少し白っぽくなるかなって気がするけど、ちょっとした撮影やメモ用なら実用的で悪くはない印象である。
動画は手ブレ補正などもないし、カメラ機能・設定も限定的、使う場面は少ないと思うけどね。
【変更点4】バッテリー容量増加
無印からバッテリー容量が1000mAh増加した、使用した時間が短いので正確に判断はできないが・・・ いくぶん使用可能時間は長くなっている感じです。
バッテリー持ちが悪かったのが無印モデルの弱点だったので、これは良いアップデートになっているのではないかと思う。
【変更点5】Widevine L3にダウングレード
8.4インチスクリーン フルHD+ 仕様、色彩・輝度・視野角など良好、低価格機種なのに素晴らしい表示を実現しているのである。しかし、Googleのコンテンツ保護技術 Widevine 無印モデルがL1に対して、50mini Pro はL3にダウングレードした・・・
L3 の場合、多くのストリーミング動画配信アプリで最高720Pでしか動画視聴ができない制限が掛かるので、スクリーンがフルHD+であっても意味がないのだ。実際にAmazonプライムビデオで視聴して比べてみたが、明らかに無印の方が映像が綺麗・・・ なぜ、ダウングレードしたのか?まったく意味がわからない。
おそらく、ライセンス料などの問題ではないかと思うが、ライバル機種も L1 対応になってきている中で明らかなマイナスポイントである。
【変更点6】本体重量が15g増加
おそらくバッテリー容量が増加した分だけ重量が増えたのではないかと思う、手で持って比べてもほぼ判断が付かない程度の差だけど、なんとなくProモデルのが方がズッシリしている気がしないでもなくない。
おそらく、変更点は以上ではないかと思うが・・・ 他にもあるだろうか? 本体色が少しだけ違うけど、生産ロッドの違いなのかな?って気がする。
本体付属品とオプション
iPlay50mini Pro 付属アクセサリーについて
付属品は写真の通りでして、とくに言いたいことはないですね。笑 一応、ざっくり書くと・・・ マニュアルは多言語で日本語もありますが、ボタンの使用方法が書いてあるぐらいなので、読むところもないです。
あと、ACアダプターは 2000mAh 仕様で、プラグに穴が無い海外仕様なので使うのに躊躇します、(Amazon仕様とは異なるかも)USB-Cケーブルも質はあまりよろしくはないです。5000mAh 18W 急速充電に対応しているので、手持ちのアダプターとケーブルを使うほうが良いと思います。
オプションアクサセリーについて
僕のiPlay50mini Proは、オプションアクセサリー5点フルセットだったので、軽く紹介しておきます。
専用ケースはシンプルに使いづらい、スタンドとしても使いづらいし、蓋がプラプラしているのがイマイチですかねぇ・・・ おまけなら我慢はできます。
キーボードは実用的ですが、本体が軽すぎる上に背面に滑り止めがないのでポジション保持ができません。。。 ゴム足などを張る工夫が必要な逸品です。
スタイラスペンはそれほど悪くはないです、イヤホンは某りんごスマホに付属していたデザインのコピーですね?音質などは使っていないので不明ですが・・・
USB-C変換アダプターは持っていないなら便利かもしれませんね、僕は残念ながら5個ぐらいすでに所有しているので。。。
ケースを除きiPlay50miniの専用品ではないので、必要でないなら買わなくても良いです。ケースもアフターマーケットでいろいろと選べますよ。
本体デザイン
本体デザインは 無印・Pro どちらも同じ筐体で、ボタンの位置・USBポートなどまったく同じです。
本体のビルドクオリティーはとても良く、価格は安いですが大切にしようと思わせる出来の良さ
バックパネルは iPad mini っぽい見た目、下部に技適&PSEマークもしっかりあるので、技適ポリスさんに怒られなくて済みそうです。
ポートやボタンなども上質、2万円以下とは思えないほどのクオリティーであります。
スクリーンと音質について
スクリーンの品質に問題はないが・・・
スクリーンの表示品質は無印モデルと同じではないかと思うが、販売価格からしてケチをつけるところが無い、すんばらしいと断言できるレベルである。
無印と異なり、ディスプレイ設定でカラー調整が可能、ブースト・ビビッドが選択できる。ビビッドはよりコントラストがハッキリしてゲームなどで良質な色合いになる。
Widevine 表示の差は以下の映画ワイルド・スピードのスクリーンショットで確認していただきたい。画像はクリックすれば拡大が可能だ、8インチとは言え画質の違いがハッキリとでる。
とは言え、高画質で映画を観るのであれば別のデバイスを使うって気もするけど・・・
音質は悪いけど、我慢できるレベル
無印・PROモデル、どちらも同じモノラル仕様なので、音に広がりもなくハッキリ言って音質は良くない。
ただし、個人的には聞き取りやすい音で再生していると思う、ゲームやYouTubeの動画視聴であれば実用的なレベルかなと思う。大音量にすると音が割れちゃうのが微妙だけど、音楽とか映画観るならイヤホンを使おう!
パフォーマンスについて
メニュー操作やWEBブラウジングなどの操作時のカクツキやフレームレート飛び、引っかかりを感じることが多い無印モデルだが、50mini Pro ではスクロールがスムーズ、機敏に動作・操作する。
実用上は無印でも困るって事はないんだけど、操作時の気持ちよさがProモデルにはある。
Android のゲームアプリ原神は、Proモデルでも、たまにカクツキが出て快適なプレイが可能であるとは言えない、ただプレイ自体に支障が出るほどでもなさそう。
Android のゲームアプリは概ね遊べるレベルのパフォーマンスを発揮しそうだけど、逆にハイエンドスマホじゃないと動作しないゲームってあるのかね?w
エミュレーターは、PSPのゴッド・オブ・ウォーがPPSSPPでまともに動作した、僕が持っている中華ゲーム機の中では最高性能の部類だし、もはや、これ以上の性能は僕には不要の領域である。
ただ、Androidだからなのか、このiPlay50mini Proの問題なのか不明だけど、コントローラーの入力遅延を感じてイマイチな遊びづらさもあった。
Nintendo DS など、2画面コンソールのエミュレーターには最適な機種であることは間違いなさそう、ただし、エミュレーターとして利用するってのは、そもそもが特殊なニーズだからね。
一般の人が利用するタブレットとしては性能的に最高とは言えないが・・・ 概ね満足する性能と価格のバランスが優れたデバイスであると言えそうだ。
楽天モバイル設定(おまけ)
ALLDCUBE iPlay50mini Pro は、日本のモバイルキャリアのSIMに対応していて、対応バンド的にはSoftBankが最適です。
僕は楽天モバイルをサブキャリアとして、50mini Proで利用していますが・・・ 無印からデータを転送したため、SIMを刺したらそのまま認識したので設定不要でした。
もしかしたら、楽天モバイルの場合は設定が必要になるかもしれないので、念のためこちらに記載しておきます。設定する場所は( 設定⇒SIM⇒アクセスポイント名 )です。
ちなみに、VoLTEにも対応して音声通話も可能なので、大きなスマホとして利用できます。
名前 | rakuten.jp |
APN | rakuten.jp |
プロキシ | 未設定 |
ポート | 未設定 |
ユーザ名 | rm |
パスワード | 0000 |
サーバ | 未設定 |
MMSC | 未設定 |
MMSプロキシ | 未設定 |
MMSポート | 未設定 |
MCC | 400 |
MNC | 11 |
認証タイプ | PAPまたはCHAP |
APNタイプ | default,supl |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | IPv4/IPv6 |
ベアラー | 指定なし |
MVNOの種類 | None |
ベストバイなのかな?
間違いなくベストバイ!と、言いたかったけどね・・・ Widevine L3 ってのが個人的には許せない点になっています。
プロとは何なのか? 無印にできることがプロモデルにできないってのがおかしい。。。他メーカーから、Widevine L1 対応の8インチタブレットも新たにリリースされているのにねぇ・・・
それでも、性能的には8インチの中では最高性能クラスだし、もやもやするけど iPlay50mini Pro はミニタブレットの中では良い選択かなと思います。
ベストというか、ベターバイって感じかな? ちなみに、iPlay50mini 無印は嫁さんにあげましたw
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