みんな使ってるよね？ディスク管理の必須ソフト「MiniTool Partition Wizard」をビシッと解説するぞ！

ニトロです。

今回は、ディスク管理ソフトの決定版とも言える、「MiniTool Partition Wizard」についてです、NitRo Blog 読者の方には本ソフトの利用者は多いのではないでしょうか？

自作PC制作時のディスクや、エミュレータ機のSDカードなど、メディア全般の管理・メンテでめちゃくちゃ重宝するインストール必須ソフトです。

まだ導入していないと言う方がおりましたら、記事や動画をご確認の上でインストールしておく事をお勧めいたしますよ！

パーティションマジックの代替品として、MiniTool Partition Wizardは、Windows 11/10/8/7およびServer 2003/2008/2012/2016/2019のパーティション管理に使用できる最新のパーティ...

YouTube 解説動画

YouTubeに解説動画アップしております、記事と合わせてご視聴ください。

「MiniTool Partition Wizard 」について

ひとことで言うなら、無料で使えるディスクパーティションソフトの決定版、HDDのパーテーション作成や、フォーマット、サイズ変更、FATからNTFSへの変換など・・　本ブログで取り扱っている中華ゲームデバイスで、非常に重宝するソフトウェアとなっています。

動作環境

無料版で出来ること

ディスクパーティションの構造変更

HDDやSDカードのパーテーションを新規作成・削除、フォーマットの基本的な機能はもちろん、サイズ変更なども無料で利用できる！

そして、パーテーションの分割・結合や、フォーマット形式の変更、さらにバックアップにも対応しているのだ！

ディスク/パーティション状況の診断が可能

さらに、HDDの読み書き速度のベンチマークや、ディスク自体の損傷状況など、無料版で診断確認が可能だ。

ニトロ

ディスク診断、フォーマット・パーテーション作成、サイズ変更など、一般的な作業に全て対応しているのだ。

りり

なんだか分からないけど、凄いのは分かったｗ

プロ版／プラチナ版について

機能の違い

MiniTool Partition Wizard には、「プロ」「プロ・プラチナ」「プロ・アルティメット」3種類の有料版がある。機能の差異など以下に簡潔にまとめてみた。

無料版を試して、有料版機能が使いたいと思ったら課金を検討して欲しい。

無料版でできる事

パーティション新規作成/削除/フォーマット
パーティション移動/サイズ変更/拡張
ファイルシステムエラー検出と修復
FATをNTFSに変換

プロ版のプラス機能

FATを(に)NTFSに(を)変換
ダイナミックディスクをベーシックに変換
OSをSSD/HDDに移行
OSディスクコピー
OSディスクをMBRからGPTに変換
ブータブルメディアの焼く機能

プロ・プラチナ版のプラス機能

パーティション復元
データ復元

プロ・アルティメット版

プラチナ版の永久ライセンス
PC3台まで利用可能

ニトロ

僕はほぼ無料版で機能的に事足りてるんだけど・・　OSのコピーや、パーテーション、データ復元は使う場面があるかもしれないなぁ・・

有料版の価格

有料版の価格設定は以下の3種類です。

プロ版／プラチナ版は年次利用ライセンスとなり、アルティメット版は永久ライセンスとなります、また、こちらの価格は個人利用プランです。

ニトロ

機能的に使う場面が多い人は、買い切りのアルティメットがおすすめかな？

りり

私は無料版でいいやｗ

無料版で試して、かつ有料の機能が使いたいなら課金しても損はないソフトだと個人的に思います。

インストールしてみよう！

それでは実際にインストール方法を解説するぞ！

ダウンロード

「ダウンロードはこちら」から、リンク先に飛んで、ページ上部のダウンロードボタンにマウスを乗せ、無料版を選択すればダウンロードができる。

ダウンロードはこちら

インストール

インストーラーをダウンロードしたら（pwxxxx-free-online.exe）をダブルクリックするとインストーラーが起動する。

言語を日本語に設定すると、 MiniTool Partition Wizard と MiniTool ShadowMaker Free 2種類のインストールがデフォルトで選択されているので、ShadowMaker Free が不要であればチェックを外そう。

インストールするディレクトリを設定、このままで良ければ「次へ」を選べばインストールが開始して、1分もしないで完了、メインメニューが表示される。

これで準備完了だ！

操作方法

りり

うぎゃー　ごちゃごちゃしてて意味わからんｗ

ニトロ

なにやら難しそうと思うかもしれないな・・・　簡単に解説しておく。

パーテーション総合管理

メインメニューは「パーテーション総合管理」というタブメニューで、ハードディスクのフォーマット、パーテーション作成、分割、サイズ変更などなど、無料版でもかなり多くの機能が利用できる。

基本的に、メニュー右側に表示されているHDDやパーテーションを選択すると、左側メニューに実行可能な機能が表示されるので、実施したい機能を選択、または選択したパーティションから右クリックで機能を選択してもOKだ。

設定したら「適用」ボタンを押して実行する。適用を押さないと反映されないぞ。

操作をおこないたい「メディア・パーテーション」を選択　→　実行したい「操作を選択」　→　「適用」　基本的にこれだけ。

ただし、OSのバックアップや、ディスクコピーなど一部の機能は、有料プランなので注意！

各機能の説明

上部メニューの機能を解説

バックアップ
データバックアップおよび復旧をおこなう「MiniTool ShadowMaker」のインストールが必要だ。
データ復元
指定したHDD、SDカードなどのメディア、フォルダなどのデータ復元が実行できる、無料版の場合スキャンは出来るが復元はできない。
パーテーション復元
紛失または削除されたパーテーション復元をおこなう、こちらも無料版ではスキャンのみとなる。
ディスクベンチマーク
PCに接続されたドライブのベンチマークを図る事ができる。
ディスク使用状況分析
PCに接続されたディスクの使用状況を詳細にスキャンして確認する事ができる。

無料版は黄色マークされた機能が利用できる、青マークの機能は無料版ではスキャンのみか、ShadowMaker のインストールが必要となる。

復元メニューを使いたい場合には、無料版でスキャンを実行して復元したいファイルが発見できたら課金すればOKだ。

ニトロ

大雑把な説明だが、やれる事が多くて説明が大変なのでｗ

りり

大雑把に理解しました・・・

僕がよく使っている機能をいくつか説明

NBRをGPTに変換

MBR（マスターブーストレコード）は古くからあるパーティション形式で、1パーティションに2TBまでという制限がある。そしてGPT（ガイドパーティションテーブル）は8ZB（ゼタバイト）まで扱える。

難しいことは置いておいて、MBRでフォーマットされたデータの書き込まれたHDDをGPTに変換する事が可能だ。HDDの交換や換装などで使う場面がある。

FAT32をNTFSに変換

エミュレータデバイスでは互換性の高いFAT32を必要とする場合が多いが、最近はNTFSを要求するデバイスも増えてきている。やはりデータを維持して変換ができるというのは心強い。

ただし、NTFS → FAT32 変換は有料プランになるので注意が必要である。

パーティションの分割・拡張

この機能は MiniTool Partition Wizard さんに大変お世話になっている・・・　サイズの小さいディスクイメージからサイズの大きいメディアに書き込みした際に、後から未使用領域を拡張するために重宝・・・　というか NitRo Blog 読んでる人には必須機能なのではないか？

最近は、ファームウェアに拡張機能が実装されているので、使う場面が減ってきましたけどね。

ディスク使用状況分析

ディスクの使用状況を詳細に確認・分析してくれる機能、HDDの中で、一体なんのデータが容量を圧迫しているのか？　整理しても残容量が増えないなんて時に、これで調べてみるとハッキリと原因が掴めます、そして MiniTool Partition Wizard からファイルの削除操作なども可能です。

最近は、Cloud で同期しているファイルがローカルのディスク容量を増やしている原因ですね・・・