お久しぶりです、ニトロです。
しばらくブログ執筆と動画制作をサボっていたら・・・ 紹介するべきネタ(つか案件w)が溜まってしまい、かなりヤバくなってきました!w
そんなわけで今回ですが、Blackview から2023年11月11日にリリースされる、Androidタブレット「Tab18」をレビューいたします。
発売前にサンプルを受け取ったんですが、僕が確認した感じ、忖度なしでかなり良いんじゃないかと思います。発売が近いので急いで記事&動画編集しましたぁ~ 同時公開となっております。
大きい画面のタブレットを検討しているなら、参考にしてくださいませ、おすすめですよ!
Blackview ってなんだ?
Blackview というブランドについて、僕はまったく知りませんでしたが・・・ なんでも2013年3月に設立された携帯電話の設計、製造、販売を行う中国の新興会社で、スマホ、タブレット製品を中心に世界展開、日本のAmazonでも販売されています。
Amazonのユーザーレビューを確認してみたところ、製品によって評価にバラツキはあるんですが、概ね評価が高く、価格に比べ高性能であることが特徴のようですね。
Blackview Tab18 発売日と価格について
Tab18 の発売開始は2023年11月11日、発売に合わせ AliExpress の Blackview 公式ショップにて、11月11日~11月17日の7日間 プロモーションセールが開催されます。
すでに販売ページが公開されており、価格は48,132円となっておりますが・・・ これは見せかけの表示価格です。
プロモーション価格は初回500台限定で$199(約29,000円)その後は$203(約30,000円)となるようです。
それにしても円安が残念ですねぇ・・・
Tab18 開封と付属品
パッケージはしっかり
Tab18の外箱は、天面に凹凸のある製品写真が印刷されていて、なんとなくApple製品に見えなくもない、製品名のフォントや印刷品質など、ちょっとお金が掛かってそうで豪華です。
ちなみに、この時点でかなりの重量を感じます・・・
付属アクセサリー
付属品ですが、定番のガラス保護フィルム、急速充電対応のACアダプター、USB-C to USB-Cケーブル、有線イヤフォン、多言語のユーザーズマニュアルです。
今回はサンプル品のため、製品版がこの通りのパッケージかどうかは不明ですが・・・ ACアダプターは海外版だし、イヤフォンも使わないのでぶっちゃけ不要ですね。。。
専用カバーも付属
本体には専用カバーが取り付けて収納されていて、こちらも付属品となります。
これはスタンドになるタブレットの定番デザイン、ゴム&プラスチック製ではありますが、質感はそれほど悪くないです。
本体サイズが大きく、デスクに置いて使うシーンが多いと思うので、付属しているのは良いと思いました。
Blackview Tab18 について
それでは、Blackview Tab18について、主要スペックから特徴を解説します。
基本SPEC
Hellio G99搭載 メモリ12GB(24GB可能)
OSにはAndroid13(DokeOS_P 4.0)、SoCは Hello G99 を搭載、Blackview では AnTuTu ベンチマークが45万点と宣伝していますが、実測は40~41万点でしたね。
以前レビューした AlldCube iPlay50 mini Pro と同じ、基本性能は同等ですが、Tab18の場合はメモリーが12GB、仮想メモリ使用で24GBなので多少性能に違いがあるかもしれません。
まぁ、体感できるパフォーマンスの差はほぼ無いですし、日常使いであれば性能に不満はないけど、ゲーミング用途の場合、スペックを要求する3Dゲームなどは少し不満に感じるって感じかも。
12インチディスプレイ・Widevine L1 対応
一般的なタブレットは10インチが主流だけど、Tab18は12インチとより大きいディスプレイです。なんか2.4Kであることを推していますが、解像度は2000×1200なので、ほぼフルHDです。
表示品質は非常に良いので、映像コンテンツ視聴が目的であれば迫力があって理想的です。
しっかり Widevine L1 をサポートしているので、Netflix やAmazonプライムビデオがフルHD画質で楽しめますよ。
harman kardon クアッドスピーカー搭載
本体の上部と下部の左右にボックススピーカーを内蔵、4つのスピーカーで高音質の再生が可能である。このスピーカーシステムは音響メーカー harman kardon がチューニングしたものだそうです。
映像が綺麗なだけではだめ、やっぱり音質も良くなければ意味がないのである。
急速充電に対応、他にも・・・
8800mAh バッテリーを搭載し33W急速充電にも対応、長時間使用+急速充電が可能である。
また、別売りの筆圧4096段階のスタイラスペン「Magnetic S Pen Gen2」も準備されており、ペン先交換や本体とのマグネット着脱にも対応しているとのこと・・・ こちらは今回は試していませんが。
使ってみて感じた僕の感想
本体デザインは普通、質感は良いです
本体カバーを取り付けた状態でTab18を手に取って感じた最初の感想は・・・ やけに重たいである。本体重量は632g、カバーを取り付けると1Kg近い重量になってしまう。
iPlay50mini Pro のサイズと重さに慣れてしまっているので、なかなかのヘビー級だと感じたけど、12.9インチの iPad Pro に比べれば小型だし少し軽いんだよね。
おそらく側面はアルミ、バックパネルはプラスチックだと思うんだ・・ 間違っているかもしれないw とにかく、デザインは良くも悪くも普通って感じだけど、質感が非常に良いので所有欲は満たしてくれます。
操作ボタン・SIMスロットは右側
操作ボタンは本体右側のボリュームボタン、その上部にある指紋認証機能がある電源ボタンのみ。電源ボタンが出っ張っていないので、ボリュームボタンと間違えて押さないのが良い感じ・・ iPlay50mini では、いつも間違えてスリープしてイラッとしていたからね。
SIMスロットは右側下部、デュアルSIM、または、SIM1枚とSDカード1枚の挿入が可能なお馴染み仕様です。
ちなみに楽天モバイルのSIMは刺すだけで認識して、音声通話もできました。
ハーマン・カードンスピーカー良き!
本体上部と下部の左右に合計4つのスピーカーが内蔵されてるクワッドスピーカー、harman kardon により音質がチューニングされているみたい。
これは、文句なく良い音、iPad Pro も相当音質は良いんだけど、それほど負けていないです。
ただ、本体を縦向きにしてもステレオの切り替えはしないみたい、下部が右チャンネル、上部は左チャンネルで固定ですかね。
それと、気になったのは右チャンネルのゲインが少し大きい? 構造上の問題? 右チャンネルの方がわずかに音が大きく聴こえるんだけど。僕の聴覚が衰えたのかしら?わら
まぁ、気になる程ではないし、音質重視ならばTab18は良い選択肢になりそうです。
ディスプレイは納得の品質である
IPS12インチ 解像度2000×1200 のディスプレイ、表示品質は非常に良く、くっきりした黒色を表示して、部分的に白っぽく表示されるようなこともない、視野角も良好、色彩も鮮やかです。
照度センサーを内蔵しているので、外光を感知して自動的に輝度調整もしてくれます。
著作権保護レベル Widevine L1 に対応しているので、Netflix、Amazonプライムビデオ、など、フルHD画質で楽しめるので、Tab18の大きいディスプレイには理想的ですね。
さらに、前述の通り、音質が良いので映画やミュージックビデオの視聴が楽しいし、大きなディスプレイの魅力を大幅に向上しています。
綺麗な映像に良い音、これはTab18の最大の特徴と言えそうです。
フェース&指紋認証に対応なのだ
Tab18は、前面カメラを使用した顔認証に、本体右側にある電源ボタンが指紋認証に対応しているので、起動のたびに、いちいちパスワードやパターン入力など不要です。
顔認証の設定が1秒で終わって・・・ これ大丈夫かよと思ったんだけどね、驚くほど精度が高いのでびびってます。。。 他人の顔でもロック解除しないか心配ではありますw
生体認証は慣れちゃうとね、もうパスワード入力には戻れないよね、顔でも指紋でも解除できるは快適としか言いようがない。
カメラ性能がなかなか良い・・・
タブレットとしては良いカメラを搭載している。
リア1600万画素、フロントは800万画素、ArcSoft 7.0 に対応、ナイトモードやHDR撮影、モノクローム、パノラマ撮影、Google レンズ、2Kビデオ撮影、ポートレートモードやビューティモードも使えます。
タブレットだとカメラってメモ用途や、ビデオチャット用になると思うし、それほど重要ではないんだけど、確かにフロントカメラは、それなりに使える画質記録ができるなって感じです。
重要ではないけど、性能が良いに越したことはない、使い方次第って感じですかね。
キビキビと快適な操作ができる、性能に不満は感じない
SoC に MediaTek Hellio G99 搭載、しかし多くのAndroidタブレットに搭載されているチップセットなので新鮮な感じはまったくない・・・
WEBブラウジング、動画視聴、電子書籍などであれば、相当にキビキビと快適に動作する。同スペックの iPlay50 mini Pro よりも体感的にも動作はスムーズだし、ぬるぬるしている。
Blackview は AnTuTu ベンチマーク45万点と自慢しているみたいだけど、実際に測定したところ40~41万点と言った感じ、AnTuTu のバージョンによる差異もありそうだが・・・・
いずれにしても同性能の他モデルよりも多少良い結果は出ているかもしれない。
ゲーム利用でも概ね不満なし
いつもテストで利用している原神ですが、これインストールに時間が掛かるし大変なんだよねw とにかく一応は確認してみたけど、プレイ自体は可能です。当たり前だけど。
ただし、たまにカクつく事もあるし、グラフィックは最低設定の条件、綺麗な映像でスムーズに動作させたいと思うのであれば、やや厳しい性能かなと言った感じです。
エミュレーターも、PSP・Dreamcast・PS2であれば、一部の重たいタイトルを除けばプレイ可能で、これより古いコンソールであれば問題なく動作はしますが・・・ 別にこの機種じゃなくても良くない?って気がします。逆にTab18でも良いんだけどねw
とにかく僕みたいなライトユーザーであれば、それほど不満も感じない、Google Play に登録されている大概のゲームは遊べるのではないかと思います。
どんな人に向いてる?
作業用途やリモートプレイには良い感じ
Tab18 は、どちらかと言うと大きなディスプレイを生かした、作業用途やクリエイター向けのモデルかなと思う・・・ キーボードとマウスを接続してサブPCとして利用するのが良さそうです。
複数のウインドウを重ねて作業できるPCモードや複数アプリが同時に使える画面分割機能などに対応していて、ノートPCのように利用できます。
メインPCにリモート接続して操作したり、クラウドゲームやリモートプレイのディスプレイとして利用するのも大きな画面が活かせて便利かもしれません。
携帯性はあまり良くない・・ 自宅使用なら超おすすめ
Tab18の欠点は、10インチや8インチタブレットに比べるとサイズが大きく重たい、それでもノートPCよりは携帯性が良く、画面が大きいので視認性は良好、なにより音質がかなり良いです。
あまり外に持ち出さず、家の中の部屋移動で、メディア視聴に使いたいという用途であれば、かなりおすすめだと思います。
そういえば僕も、iPad Pro 12.9インチは自宅利用中心、持ち出し用に8インチの iPlay50 mini が定着しましたからねぇ。。。
まとめ
最後に良い点と悪い点をまとめると・・・
画質と音質が良いので映像系のメディア消費にはとても良い製品で、やっぱり音が良いと楽しいなと改めて感じてしまいました。
それと、自動照度と生体認証で使用感・利便性が良い。機能面の妥協がないフル機能を搭載、なのに価格が安いという・・・ コストパフォーマンスは素晴らしいです。
悪い点は無理やり出してみたって感じ・・・ そもそも大きい事の優位性に対するデメリット?だからね。 しかし持ち歩くサイズ感でないのは間違いないんだが。
正直に言うと、それほど期待はしていなかったんだけど、確認してみたら、かなり良いタブレットだったし、もし大きい画面のタブレットが欲しいのであればおすすめできますよ。
暫くしたら、日本のAmazonなどでも購入が可能になると思いますが、いち早く入手したいのであれば、AliExpress の公式ショップで初回のプロモーション価格を狙ってみてはいかがでしょうか?
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