2022年12月25日のクリスマス、この記事を執筆しております。
さて、前記事では「UMPC」ゲーム専用機の2022年ベストモデルを、僕の超個人的な感想から決めましたが、今回は「Androidゲーム専用機」からベストモデルを決めたいと思います。
正直言うと、Androidゲーム機なんて、スマホで良くね?ってつい最近まで思っていたんですけどね・・・ リモートプレイやクラウドゲームが、今後さらに普及していくと、やっぱり主役はAndroid搭載機種なのかなと考えが変化しました。
ゲーム専用機の良い点は、操作性が考慮された物理コントローラーが標準で搭載されている事はもちろんですが、スマホと違いゲームプレイに特化しているので、電話やメールの着信、SNSの通知などに気が削がれない事だと思います。
そんなわけで、2022年「Android ゲーム機」をざっくり確認して決定します!
Android カテゴリー
注目機種
2021年12月以降にリリースされている、Androidゲーム機をざっくり確認・・・ 漏れている機種もあるかもしれません。ちなみに PowKiddy X18S は2021年9月、A20は11月リリースです。
ハイエンドモデル
2022年にリリースされた「Androidゲーム機」の中で、搭載するチップセット的に最高性能となっているのは GPD XP Plus ではないかと思うが・・・ 間違っていたらごめんって感じですが。
ちなみに「ASUS ROG Phone」などのゲーミングスマホは除いております。
Logitech G CLOUD 性能は低いが、総合的にハイエンドかなって感じでこちらに入れておきました。
ミドルレンジモデル
Android 2022年の主役とも言えるモデルは、やはり Odin・Retroid・ANBERNIC の3メーカーから発売された機種だろう。価格が200ドル代、日本円だとだいたい3万円程度で入手可能である。
Odin は所有していないので僕には未知のデバイスなんだけど・・・ ユーザー評価は高いですよね。
ローエンドモデル
ローエンドというか・・・ 2021年末から2022年の初めにリリースされたモデルなので、どちらかと言うと旧型の扱い。 ANBERNIC RG552 は価格の問題で売れ行きが悪かったですが、ハードの出来が良くユーザー評価は高いですね。
デュアルOSモデル
ANBERNIC RG353シリーズは Linux モデルとした方が良さそうですが、デュアルOS起動で Android の起動にも対応しています・・ しかし性能が非力なのでAndroid機種としてはおまけ扱いとしておきます。
Android スマホじゃ駄目なんですか?
Android のゲーム専用機種など買わなくても、Androidスマホに物理コントローラーを使えば基本的にはまったく同じ・・ ハイエンドスマホ、ゲーミングスマホであれば中途半端なゲーム専用機などまったく不要かもしれない。
とは言え、iPhone のカメラが優秀だから、専用カメラは不要かと言うと・・・ 多くの場合に不都合はないんだけれど、写真や動画を頻繁に撮影する人にはこれが当てはまらない。
実際にiPhoneで動画などを撮影していると、通知が来たり、ネットで調べたい事があったりすると、撮影を中断する必要が起きる。。 撮影は撮影に特化したデバイスがある方が圧倒的に便利なのである。
ゲーム機もまったく同じ、ゲームしている最中の通知に気を削がれたり、バッテリーの減りが気になるなど、ゲームを日常的にプレイするユーザーほどゲーム専用機種が必要になる。
Android ゲーム機になにを求めるのか?
ゲーム専用デバイスは操作性の良いコントローラーが絶対条件、そして遊びたいゲームがストレスなく動作するパフォーマンスを発揮して、価格はできるだけ安価な方が良い。
コントローラーに関しては、僕が所有するデバイスの中では「GPD XP」が個人的には一番操作性が良いと感じているし、モジュール交換が可能なのはお気に入りのギミックである。
しかし「GPD XP」って内蔵ファンがぶんぶん回って煩いし、重量も重たいしデカいんだよね。。。
操作性が良い、本体がコンパクト、適度な性能であり、安価に入手が可能であるってのが「Android ゲーム機」に僕が求める条件だなと感じた。
2022年 Android ベストモデルはこれ
2022年 Android ゲーム専用機の僕が選ぶベストモデルは、結論から先に言うと「Retroid Pocket3+」である。
正直言うと、Retroid製品を所有した事が無かったので、しばらく弄ったらメルカリで売ってしまおうと思って購入したんだよねw だけど手にしたら、僕にはめちゃくちゃ馴染むサイズ感と適度な性能、操作性、全てが完璧にフィットして、かなりお気に入りとなってしまった。
性能的に微妙ではあるけど、僕が普段遊ぶゲームやエミュレーターで不都合が起きないので、ホントにちょうど良いデバイス、出掛ける際には必ず持っていくほど気に入っている。
もちろん Odin Pro の方が良いって人もいるとは思うが、僕は所有していないので判断ができないです・・すみませんw ただ AYN 製品は入手性が悪いのがマイナス点ですね、もしかしたら手にして操作してみたら Odin の方が良いと思うかもしれませんけどね。
Android ゲーム機に期待すること
ゲームプレイに特化したデバイスは、Logitech や RAZER などの大手も参入して、今後さらに競争が激しくなると思われるが・・・ UMPCとは異なり、操作性・携帯性・バッテリー持ちの良いデバイス、一般ユーザーの普及も含めると、やはり Android OS 機種が有力になると思われる。
リモートプレイ・クラウドゲーム、VR分野も Android デバイスが牽引する事になるのは間違いなさそうだし、操作性を追求したハード設計、専用アプリによる使い勝手の良いデバイスが来年以降出てくることに期待している。
もちろん、基本的にサブデバイスとして利用するので、価格は3万円程度に抑えてもらえると有り難いですかね~ 思い切って買えますからね。
そんなわけで、次回はお待ちかね「Linux 機種」の2022年ベストを決めたいと思います。
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