Apple が開催した WWDC にて、ヘッドセット「Vision Pro」が発表されてネットで話題となっていますが、このガジェットについてはよく確認してから記事を書きたいと思っておりますです。
さて、本記事は、数日かけて少しづつ書きとめていた、ALLDCUBE iPlay50 mini についてのレビュー番外編です。
iPlay50 mini はずいぶん人気があるみたいですね、僕が投稿したYouTubeのレビュー動画の視聴回数が伸びています。
2週間ほどこのモデルを使い込んでみましたので、感じた良い点と悪い点などをまとめました。
iPlay50 mini の概要
概 要
ALLDCUBE iPlay50 miniは、2023年5月に発売された軽量なミニタブレット、電子書籍やYouTubeなどの動画視聴、ウェブブラウジングなども快適動作する性能と、持ち歩きに最適なコンパクトサイズ、なにより価格が日本円で約1万5千円と非常に手頃なこともあり、大ヒット商品となっています。
現時点では日本で正式に発売されていないので、海外ECや並行輸入が入手手段となります、技適については T811 と言う品番で取得済みのようですが、問題がないかは定かではありません。
気になる方は日本での正規発売を待つ方が良いと思います。
iPlay50 mini 取扱いショップはこちら
中国ECサイト Banggood にて、少しお安く購入が可能となるクーポンが発行されておりますので紹介します。人気商品のため品薄なので納期などもご確認くださいませ。
関連記事と動画
レビュー記事はこちら
雑に書いたプレビュー記事の方がPVが多いという現象が起きていますが・・ 本レビュー記事は以下のとおりです。
動画レビューはこちら
YouTubeチャンネル「NitRo Vlog」のレビュー動画はこちらとなっております。
iPlay50 miniをガチ利用した感想
良い点は・・・
ここからが本題で、僕が感じた良い点と悪いを解説します、とくに良い点を厳選して挙げております。
重量が軽い
iPlay50 mini 最大の良い点はなにかと問われたら・・・ 答えは「本体重量の軽さ」である。
これ、iPlay50 mini ユーザーの誰もが感じると思うんだよねぇ~ 重量は292gで、ちょっとしたスマホよりも軽い。8インチタブレットで300gを切っている機種も僕が調べた限りは見つからなかったが・・ あるのかな?
開封して手で持ち上げて最初の印象は「軽い!」って確実に感じる重量、持ち歩きの負担も少ないし、手で保持していても疲れない、寝落ちして顔に落下しても軽傷で済むのだ。
本体サイズが秀悦
鷲掴みができる本体サイズ・・・ ホールド・操作性が良い、机の上に置いてもスペースを取らない大きさなのが良い。スーツの内ポケットにスッポリ、ピッタリ、軽くて快適である。
iPad mini と比べると横幅が8mm狭く、高さは逆に7mm長い、横幅に関しては iPlay50 mini の方が使い勝手が良いサイズではないかと思う。
片手持ちがしやすいし、スーツの内ポケットに入るので持ち歩きに適している。
スクリーン表示が綺麗だ
安価な中華タブレットってのは、スクリーンが暗かったり、色味がおかしかったりする場合も多いが、iPlay50 mini のスクリーンはかなり綺麗で自然な発色、輝度も十分な明るさ調整が可能だ。
僕が所有している iPlay40 pro と比べてみると、黒色の表現はより自然であきらかにクオリティーが向上している、FHD画質なので文字のエッジも滑らか、Widevine L1 対応なので、Netflix・Amazon Prime Video・YouTubeなどが高画質で楽しめる。
もちろん、iPad Pro と比べちゃうと差があるけど・・ ハイエンドにも大きく引けは取らない、1万円台でこんなに画質良いの?ってレベルである。
デザインが良い
Android タブレットのデザイン、多くのモデルが長細くて嫌いだった。iPlay50 mini も長細いんだけどw いや、それでも他のモデルに比べるとベゼル部が薄くかなりスタイリッシュである。
デザインは iPad mini に似ている・・ というか、模写したのではないかと思うが・・・
そうそう、バックパネルは樹脂製かアルミ製か不明だったが、アルミ製のようだ・・・ おそらく上下のパーツは樹脂製だと思うが。知らんけど。。
低価格な製品だが、質感はとても良い、粗さはまったく感じない。成形・組み込み精度が高い、同価格帯の FireHD 8 と比べてみれば一目瞭然、デザインは圧倒的に iPlay50 mini が優勝だ。
悪い点は・・・
僕は iPlay50 mini に概ね満足はしているんだが、もちろん不満点もある。
音質が悪い
10日ほど使った結果から僕がいちばん気になると感じた悪い点・・ まずは音質。
モノラルスピーカーなので臨場感がないのは妥協するとして、そもそも音質が悪いので音量を大きくすると「バリバリ」と音が割れる、低域は再生しないし高域はこもっている。せっかく映像が綺麗なのに、音で台無しだ、映像コンテンツ視聴や音楽を聴くのに、いちいちイヤフォンを付けるのは面倒である。
使い始めは、こんなもんだろうと思っていたが、使い込んでみたら一番の不満点になってしまった。
バッテリー持ちが悪い
本体が小型なことでトレードオフとなっているのがバッテリー持ち、搭載容量は 4000mAh である。YouTube視聴やマップ確認などをしていると、もりもりと減っていく。
僕の日常的な使い方であれば、帰宅すると残容量は40%ぐらいって感じに減る。
現時点では一日持つので大きな不満にはなっていないけど、毎日のように動画を長時間視聴するとかなら、モバイルバッテリーは必要かもしれない。
いずれにしても、ユーザーの使い方次第ではあるが・・・
性能に多少の不満はある
僕はゲームにはあまり利用していないが、大きなスクリーンだし外部コントローラーを使うのであれば優秀なゲーム機になるだろう、GPUの性能に依存するゲームでなければかなり楽しめると思われる。
しかし、メニュー操作やWEBブラウジングなど、スワイプや画面の切り替え時にモタついたり、カクついたりするので、やはり多少のストレスを感じる。
ハイエンド機種のヌルヌル動作を体感した事がなければ、あまり気にはならないと思うが・・・ iPlay50 mini の性能はけして良いとは言えない。
価格が安いんだからある程度の妥協は必要だが、性能の良いProモデルが発売されるのであれば、買い換えちゃいたい衝動に襲われかもしれない。
生体認証と自動照度調整がない、これは意外と煩わしい
指紋も顔認証も非搭載、操作時にはピンコードやパターン入力が必要である。10年前であれば当たり前の作業だったが、生体認証付きのスマホやタブレットに慣れてしまうとかなり面倒に感じる。
そして、スクリーンの自動照度調整機能がないことも同じ理由からかなり不便に感じるのだ。
Android の照度調整って、上からメニューを引きずり出して、メニュー内でさらに上からスワイプ、そして照度調整をおこない、調整が終わったらメニューを閉じる4ステップなので、ものすごく煩わしい。。。
ALLDOCUBE 独自の簡易操作が可能なフローティングメニューなどを公式で提供してくれると嬉しいんだが・・・
つまり・・・
価格が10万円もする iPad mini を、ガンガン持ち歩いて、鞄に雑にぶち込み、落とすリスクを気にせずに使うのは、庶民感覚としては躊躇するのではないだろうか?
しかし、iPlay50 mini なら落として壊したとしても、また買えばいいやって割り切れるのである。
できる事はハイエンド機種と価格の開きほど差がない、メインにiPad、サブ機として iPlay50 mini を使い分けるのは意外と合理的かもしれないが・・・ 電子書籍や動画視聴、WEBブラウジングなどの一般的な利用であれば iPlay50 mini 1台で十分である。
日常使いで気にせずガンガン使える安価な価格、ギリギリで不満にならない程よい性能を実現、さらにデザイン性が良く質感も高い最高のミニタブレットであると僕は思う。
個人的には防水仕様だったら、長風呂のお供にできて更に良かったのにと思ったりします・・・ まぁ総合的にコスパが優れている、日常使いには最適なタブレットなのでお勧めです。
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