ニトロです。
発売前の期待感から一気に奈落に落ちたで有名な Subor Q400 を血迷って入手したので、悔しいから一生懸命レビュー記事書きました!
いえい、いえい、いえ~い!w
基本スペックを確認しよう!
製品名 | Q400 |
---|---|
システム | Linux |
CPU | RK3128 1.3GHz quad-core Cortex A7 SoC |
GPU | Mali400 GPU |
メモリ | 256MB |
ストレージ | 外部マイクロSDスロット 64GBサポート |
バッテリー | 2400mAh (Micro USB充電端子) |
スクリーン | 4インチ IPS 800×480 |
サイズ | 17x7x1.3(cm) |
重量 | 約181g |
スピーカー | ステレオ(背面)+ ミニジャック |
操作ボタン | A, B, X, Y 十字キー左右アナログスティック L1, R1, L2, R2, L3, R3 |
出力 | MINI HDMIポートUSB-A 4ポート(4 players サポート) |
分かりやすく言えばRG350(M)よりも性能がよく
RK2020よりも劣っている。
液晶はIPS4インチの800×480 他機種に比べアドバンテージがあるように感じる・・ インプットはRG350(M)と同一で、L3R3の押し込みにも対応、ちゃんと動作するHDMI出力ポートがある。そしてQ400最大の特徴は本体下部にゲームコントローラーが接続できるUSBが4ポートが存在すること。
いちばん売れているRG350Mと比べると、性能よし、液晶よし、入出力ポートを考慮するとQ400の圧勝です。みんなで遊べる、気軽に持ち運べるサイズなのに、据え置きデバイスとしても使えちゃうんだから。
だけど・・・
メモリ256MB 少ないw。
デザインと質感はどうなんだ?
Q400の外装はプラスチックだけど・・・
流行りのメタルシェルは重量のデメリットがあるからね。
本体サイズの割に
軽いのはアドバンテージでもあるかな?
シェルのデザインは悪くないです、真四角のケースではなく、角を落とし込むデザインで、バックパネルはRG350のように緩くRに加工されて持ちやすいですよ。
比較的大きめの本体(RG350より3cm幅広)は、バックパネルを4本のネジで固定されていて、少し力を入れて本体をねじってもびくともしない、かなり剛性感を感じます。
操作性を確認しよう!
ABXYボタンのクリック感は少し硬めかなと思いますが悪くはないです、なによりアナログスティックの配置と操作性はとても良いです、押し込むことでL3 / R3としても機能します。
ABXYの下に、START、SELECT、ボリューム調整の+ーボタンがあるので邪魔になるのではと思いましたが、ゲーム中に間違って押すような事はありませんでした。
それよりもやたらとサイズの大きい十字キーが問題です、指を上下左右に余計に移動する必要が生じるのではっきり言って操作がしづらいです。ゲームができないほど酷いわけではありませんが慣れるのには時間が掛かります。
そしてL1R1・L2R2のショルダーボタン、ボタンの配置・サイズは良いんだけど、クリックするために少し強めに押し込む必要があります、なんか硬いです。なによりイラッとするのがクリックした時の「カチカチ」音で、LRを多用するゲームだと、「カチカチカチカチカチカチカチカチ」www 硬いから指も疲れるし最悪です。
ショルダーボタンが硬いし
カチカチカチカチうるさいんだよ!
カチカチやでぇ~ww
液晶は大きくてワイド!
ライバル機と異なりQ400は4インチのIPS・解像度800×480のワイドディスプレイを採用しています、このディスプレイ、発色・視野角・照度、とても良い品質です。
ただ、レトロゲームにワイドスクリーンって不要ですw 画像を横に引き伸ばしたらゲームの雰囲気が台無しになりますからね。それならオリジナルの比率に設定すれば良いのではと思いますよね?
残念ながら・・・
Q400はできません。Q400はできないんです。
大事なことだから2回言いましたw
液晶をフルに使って映像を出したい時、オリジナルサイズで遊びたい時、この手のデバイスで遊んでる人って、結構気分で設定変えたりすると思うんですよね。
パンドラチックなUIが素敵
もうすぐレビューも終わりますw 本題です。
Q400には数年前に僕が買って絶望した、パンドラボックスにそっくりなOSがプリインストールされています。一見すると洗練されたUIに見えますが、できることはゲームを選択して起動させる事、液晶の輝度を調整する事ぐらいです、とても使いづらい、分かりづらい、最悪のUIです。
特に問題に感じるのはアスペクト比の設定がないため変更ができない事と、ABXYボタンのデフォルト設定がおかしいので、ゲーム起動のたびにキーコンフィグ設定を余儀なくされることです。
一般的なゲーム機の「ABXY」ボタン配置が、Q400だと「BAYX」のプリセットになっています、ワイドスクリーンに引き伸ばされたゲーム画面に、追い打ちをかけるようにボタン配列が左右逆になっているので気軽にゲームができません。
当然、設定したキーコンフィグは保存できませんwww
安心してください、START+SELECTを押せばすぐにゲーム終了のオプションは選択できます、電源スイッチを切って終了させる必要がないのがせめてもの救いです。
エミュレーション性能は正義
僕がテストしたところ、PlayStationまでならかなりスムーズに動作すると感じました。
エミュレーション性能はRG350と同等
もしくは少しQ400の方が優秀かもしれません。
ただしN64についてはまったく駄目で、動く場合もあるぐらいに考えたほうが良いでしょう。スペック的には動作してもおかしくないと思うんですが、フレームスキップ設定もできませんし、搭載メモリーが少ないから?電力不足が関係しているのか?動作が重い根本的な理由は不明です。
さらにゲーム音声にはブチノイズが入りますw 本体スピーカーではあまり気になりませんがイヤフォンを使うと「ぷちびちぴちぴちぶちぴち」と鳴り続けてイライラします。
電源切る時も「ブチッ」ってなるw
なに?これw
もろもろ追記事項
ハードの完成度はそこまで悪くないですが、とにかく搭載されるファームウェアがクズすぎるのが最大の問題です。CFWがリリースされれば化ける可能性もゼロではないと思いますが、メーカがソースコードをオープンにしたがらないらしく、現時点でCFWが開発される見込みはありません。
面白いことにMicroSDカードを抜くと、別のOSでちゃんと起動するんですよw 基盤のROMにもOSが入ってるみたい。そのOSにはNESのゲームが80タイトルぐらい入ってましたけど・・www (売却できない事決定)
そして、Q400の特徴でもあるUSBポートですが、僕の所有するゲームコントローラをいくつか接続して試しましたが正常に動くものはありませんでしたw 唯一Q400に付属していた質の悪いおまけのコントローラは動作しましたが、4USBポートは利用価値のないインターフェース確定ですw
ちなみにHDMIモニター出力はちゃんと動作しました、結構綺麗に出力されますが、コントローラ使えないなら使わないというね。
はぁ・・・
最後に・・・・(やけくそ)
Q400の開発メーカの人は
ゲーム機のことをそもそも知らないんじゃないか?
まったく愛が感じられないwww
結論として
おすすめはできない!
それでもアフィリンク貼るんだwww
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