ワイヤレスで簡単セットアップ!スピーカーフォン「eMeet OfficeCore M1」 レビューだよ。

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ニトロです。

スピーカーフォンはテレワークやビデオ会議など、ビジネスユースはもちろん、ホームユースでも必須と言えるガジェットになりましたね。

という事で今回は、おなじみeMeet製品レビューシリーズの第4弾!Bluetoothによるワイヤレス接続に対応してモバイルユースを意識した、ワイヤレススピーカーフォン「OfficeCore M1」をレビューいたします。

なお、今回もレビュー用サンプルをご提供いただきました、いつもブログネタをありがとうございます😆

eMeet社について

eMeet社は中国深センの企業で、スマホメーカーのHUAWEI、スピーカーのHarman、中国電気機器メーカーのTCL、中国音楽関連企業のKugou等のIT業界出身の人たちによって組織された企業です。

人工知能技術を音声業界で活用するために、今までの概念を覆し、更に高品質な音で自由にコミュニケーション出来る様になることを目指しているという意識の高い会社であります!

eMeet OfficeCore M1 概要

OfficeCore M1

今回ご紹介する「OfficeCore M1」は、eMeet社のWeb会議用スピーカーフォン「OfficeCore」シリーズ「M0」「M2」「Luna」などのラインナップから、Bluetooth接続によるワイヤレス利用が可能なモバイルユースに向いたモデルとなっています。

OfficeCore M1 PV

特徴

  1. 【360°全方向収音】
    6+1MEMSマイクを本体に内蔵!半径5mの範囲を360°全方位にカバーしており、発声者の音声を逃さずに収音する事が可能です。
  2. 【驚きの高音質】
    特許取得済みのVoiceIA技術を強化し、さらに奥深く豊かな音声の再生まで実現、エコーキャンセリング機能とノイズキャンセリング機能を搭載しており、快適な双方向の同時会話を可能にしています。
  3. 【BluetoothとUSB接続に対応】
    Bluetoothによるワイヤレス接続はもちろんUSB接続による有線接続が可能。PCやMACに接続するだけですぐに利用可能で瞬時に遠隔会議がセットアップできます。
  4. 【様々な通話アプリ対応】
    Skype、Google Hangout、Microsoft Lync、Cisco、Avaya、FaceTime、LINE、Goto meeting、Zoom、Bluejeans、webex、braodsoft、lifesize、Vidyoなど、多様なオンライン音声通話サービスに対応しています。
  5. 【ロングライフバッテリー】
    2600mAhのバッテリーを内蔵、満充電で12時間の連続通話・20時間の音楽再生が可能、さらにモバイルバッテリーとしても利用可能です。

スペック

出力3W RMS
マイク周波数応答20Hz~200Hz
SN比≧80dB
BluetoothVer4.1 伝送距離約10m
集音範囲約8m
マイク感度-26dBFS
マイクの指向性6+1MEMS 360°全指向性
バッテリー3.6V/2600mAh(12時間通話・20時間音楽再生可能)
サイズ110mmx 110mm x 29mm
本体重量242 g(実測値)

パッケージ内容

Package

外箱

OfficeCore M1の外箱はeMeet製品統一デザインになっている白と青を基調にしたパッケージデザインです。上面にはM1のイラストと製品名、側面にはアイコンによる機能説明、裏面は英語でスペックなどが記載されています。

蓋を開けるとおなじみ「Tahnk you…」とメッセージが見える仕掛けになっています。

付属品

OfficeCore M1のパッケージを確認してみると、まずはユーザーマニュアル・クイックスタートガイド・安全の手引き・延長保証カードの4種類の冊子が箱上部に収められています。

ちなみにeMeet製品はユーザー登録をおこなえば保証が1年延長されるので登録をおすすめします。

マニュアル類を取り出すと、収納ケースに収められたM1本体が出てきます、左側の下部スペースには「USB-Cケーブル」「Bluetoothアダプター」が収納されていました。

収納ケースはフェルト素材でジッパーが付いており、手触りもよく本体がぴったりと収納できるものです、モバイルを意識している製品なのでこれは良いですね。持ち歩く際に役に立ちます。

USB-Cケーブルは充電とPCと有線接続をおこなう際に利用します、ケーブル長は60cmほどと短いのでデスクトップPCなどで据え置き設置する際には長いケーブルを別途準備した方が良いかもしれませんね。

そして、記載はされていませんでしたがBluetoothアダプターが付属しているので、PCにBluetoothが無い場合、このアダプターを使えばワイヤレス接続が可能になります。

OfficeCore M1 質感

本体ケースの上部と側面は金属製、底面のスピーカーグリルは樹脂製、設置面はゴムで覆われています。印象としてはオフィスやデスクの上に置いても主張しすぎないシンプルなデザインと思いますね。

各操作ボタンのクリック感も良い感じでチープな感じはありませんが・・・ 1万5千円以上もする高価な製品と考えると納得できるレベルの質感と言ったところですかね。

本体サイズは110mmx 110mm x 29mmと手のひらに乗せて少しはみ出るぐらいですが、高さが低いので持ち歩くとしてもギリギリ許容できるサイズ感と思います、重量は242gとスマホ1台程度です。

底面はスピーカーグリルで覆われているんだけど、個人的には上面部よりも底面のデザインの方がわくわくする感じがしました。笑

本体にはネジ穴などがなく、見た目はシンプルで綺麗に仕上げられていると思います。

使用してみた感想

Review

設定方法

電源ボタンを長押しすると起動音が鳴り、リングLEDが点灯して準備が完了します。

初回の起動では自動的にBluetoothペアリング待機になるようです、端末を切り替えたい場合はBluetoothボタンを長押しするとペアリングモードになるので、接続したい端末のBluetooth設定からOfficeCore M1を選択すれば準備が完了となります。

有線の場合はUSBケーブルで接続するだけのプラグアンドプレイ、ケーブルを接続するとBluetoothは遮断されて有線接続が有効になります。

いたって簡単で誰でも初期設定ができますね。

操作関連

本体側面にある電源ボタンの長押しで電源オン・オフ、クリックするとバッテリーレベルをリングLEDが緑色で表示してくれるので便利です。

本体上面のボタンは、Bluetoothボタン、音量調整、マイク・スピーカーのオン・オフ、発信・切断、アイコンでだいたい意味がイメージできるので操作は簡単、音量操作時にリングLEDが青く点灯してボリュームレベルを目視で判断できる仕組みです。

マイクの入力感度

6+1MEMSマイク? どうやら7個もマイクが付いているようです・・・随分と盛りましたね。笑

360度どの方向の音声でもしっかりキャッチして、さらにノイズを除去、会議や通話に必要な音声だけをクリアに伝達する仕組みです。会話中は動作しているマイク側のLEDが点灯してその方向の音を拾っていますよと言う事が見た目で分かるようになっています。

僕は会議利用のテストはしておりませんが、自宅で確認した感じでは2mほど距離が離れてもしっかりと声を拾ってくれていましたし、録音時に本体を持ち上げたり、触ってみたりもしてみましたけどノイズキャンセル機能の効果で雑音が減っていました。

おそらく音声の集音に特化したチューニングがされているマイクなんですね、集音距離は8mとの事なので広い会議室でのビデオ会議などで威力を発揮すると思いますよ。

スピーカー音質

音声通話のテストでは相手の話し声は明瞭に聞き取れますし、ボリュームも十分な音量で再生しますので広い会議室でも問題なく使えそうです。

また、You Tubeの音楽PVなどを再生してテストしましたが、意外と良い音で再生してちょっとびっくりです。

出張などに持っていくならPCの内蔵スピーカーを使うよりは音質が良いかもしれません。

バッテリー駆動なのでモバイルスピーカーとしても十分利用価値があると感じました。ただ残念ながらモノラルですけどね。

総合評価

eMeet OfficeCore M1の質感や使用感などを確認した結果、まずターゲットは誰かと言うとオフィスユース向けで、外出先で利用する機会が多い営業マンではないかと感じた。

マイクの集音性能が高く、ノイズキャンセル、オートゲインコントロールなど、とにかくビデオ会議において発話する人の音声を捉える性能が高い。また本体は小型でデバイスとワイヤレス接続が簡単にできてすぐにセットアップができるのが良い点。

モバイルスピーカーとしての利用が可能だし、いざという時にモバイルバッテリーにもなる利便性が高い1台と言える。

とは言え、テレワーク需要でパーソナルユースを前提に、自宅利用と考えると多少オーバースペックな感じは否めない。

eMeet OfficeCoreラインナップの中で中堅クラスとは言っても、eMeet OfficeCore M1は実売1万5千円ほどする高価な製品。「M0」「Luna」など、比較的安価に入手できる製品の選択肢もあるので、ワイヤレスが必要か?ノイズの多い環境か?などよく考えて機種選択すれば良いと思う。

結論 ビジネスユースには最適だが、ホームユースにはオーバースペック

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ちなみに… eMeetシリーズはまだつづきそう。乗りかかった船という事で全商品やったるわ!

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