JZ4770系譜の最終製品? RG350Pを今までの感謝を込めてレビューいたします。

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ニトロさんです。

最近、Powkiddy RGB10やRK2020メタルエディションなど、中華エミュレータデバイス界隈ではOGAクローン機が相次いでリリースされて話題が尽きないわけですが・・・

今回は先月リリースされたRG350Pについてのお話です。

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RG350の設定・やったこと・気づいたこと・などなどを淡々とまとめるページ」は、2020年1月に公開してから8ヶ月間も不動の人気記事でした。しかし一時期の勢いが無くなり、いよいよ脱落間近な気配です。

RG350は「NitRo Blog」の方向性を作り上げた立役者と言えるデバイスです。

先月、新型RG350Pがリリースされましたが、内部性能に変更がなく、ユーザーの関心はRG351に移ってしまっており、残念ながらヒット機種にはならないかもしれません。

だけど僕は感謝を込めて、この1年の間にどれだけ進化したのか、この目で確認するためにRG350Pを入手させていただきました。

JZ4770 OpenDingux デバイスは、今後も廉価製品のリリースはあると思いますが・・・ RG350Pは完成度が高く妥協のない、JZ4770 RG350系譜の最終製品になるのではないかな?と個人的に思っております。

RG350P SPEC

RG350ファミリー・4機種のスペックを以下に網羅してみました。

青字が優位性・赤字が劣る点ですが、人それぞれに捉え方の違いもありますので、優劣はあくまでも個人的な見解です。また記載されている情報は必ずしも正確とは限りませんので、もし間違いがあればコメントで教えてください。

製品名RG350/350PRG350MRG280M
システムOpenDinguxOpenDinguxOpenDingux
スクリーン3.5インチ IPS3.5インチ IPS2.8インチ IPS
解像度320X240640X480320X480
CPUIngenic JZ4770 Dual CoreIngenic JZ4770 Dual CoreIngenic JZ4770 Dual Core
Clock Speed1.0 GHz
(secondary 500 MHz CPU)
1.0 GHz
(secondary 500 MHz CPU)
1.0 GHz
(secondary 500 MHz CPU)
GPUVivante GC860Vivante GC860Vivante GC860
メモリ512 MB DDR2512 MB DDR2512 MB DDR2
ストレージ Dual MicroSD
RG350は内部と外部
Dual MicroSDDual MicroSD
バッテリー2500 mAh2500 mAh2500 mAh
操作ボタン十字キー・ABXY・L1, R1, L2, R2,L3,R3十字キー・ABXY・L1, R1, L2, R2,L3,R3十字キー・ABXY・L1, R1, L2, R2,L3,
ジョイスティックデュアルデュアル左のみ
他ボタン電源・リセット・Volume+ー電源・リセット・Volume+ー電源・リセット・Volume+ー
振動機能ありありあり
ポートUSB-C x2USB-C x2USB-C x2
オーディオステレオスピーカー
3.5mm Headphone
ステレオスピーカー
3.5mm Headphone
ステレオスピーカー
3.5mm Headphone
ビデオ出力mini HDMImini HDMIなし
サイズ145 mm x 73 mm x 18 mm
350は高さ20mm
145 mm x 73 mm x 18 mm136 mm x 61 mm x 18 mm
重量176g(350P実測)
166g(350実測)
250g204g

ご覧の通り4機種の基本性能に殆ど差はありません、RG350Mのみアルミボディーで解像度が640×480とプレミア機種の差異が存在しますが、CPU・GPUなどの基本性能はまったく同じです。

RG350シリーズの特徴は、コストダウンで排除される左右アナログスティックをしっかり搭載し、押し込みボタン(L3・R3)にも対応している事、AV出力にmini HDMIポートを搭載している事など、他機種と異なり操作性能に妥協のない製品設計となっており、開発者のこだわりが感じられます。

RG280MはHDMI非対応で、アナログスティックは左のみですが、押し込みボタンがしっかりと機能、小型化により機能の削ぎ落としはあるものの、性能面は350シリーズとまったく同等で、コストアップ要因となるメタルボディーにしてしまう所にこちらも異常なこだわりが感じられます。

トラブル原因となる安易な性能アップはせずに、ユーザーの意見を取り入れて操作性や完成度を高めた完成形がRG350Pだと思うんです。

そう思いませんか?w

RG350P 外箱・添付内容

RG350Pはお馴染みの白地に本体のイラストが描かれたシンプルな外箱、それほどパッケージには気を遣っていないのかもしれませんが、蓋は指を引っ掛ける取っ手がありますので気持ちよく開ける事が出来ますw

SDカードリーダーは添付されておらず、代わりに保護ガラスフィルムが添付されていました。カードリーダーよりも圧倒的に気が利いてますよね! まぁ僕は使いませんけど。

付属品一覧
  • RG350P本体(16GB Micro SDカード内蔵・封印)
  • ユーザーズマニュアル(英語・中国語)
  • クイックガイド(英語・中国語)
  • 保護ガラスフィルム
  • 充電用 USB-Cケーブル

本体デザイン・質感

僕が選んだカラーはクリスタルブラック、旧RG350に比べると質感が相当高くなっています。内部が透けるクリアシェルですが適度な透け感とマットな質感で安っぽさを感じません。

RG350Mはメタルボディーによる高級感と引き換えに重量増となりましたが、RG350Pは良質なプラスチックシェルによる軽さと高級感の両方を兼ね備えています。

残念な点を挙げるとすれば、背面内部のバッテリーを止めている両面テープが斜めに雑に貼り付けてあり、透けてるが故に視認ができてしまう事でしょうか。分解は簡単なので補正はできそうですが・・・

しかし、このクリスタルブラックは余計なカラー部品が無くて真っ黒で格好が良いですね、なかなかセンス良いです。僕の所有デバイスの中で見た目の良さ、質感などは、総合的にNO1です。

ボタンの押し心地・操作性

各ボタンの押し心地は良好で、全体的に少し硬さとクリック感があります。人により好みも違う点ではありますがゲームに理想的なレイアウトと感触、質の高さが感じられます。

旧RG350ユーザーとして感動的なのは左右のジョイスティックが圧倒的に改善されている事ですね、質感も操作性も現在の中華機の中で最も良いと思いますし、さらに押し込み対応ですから素晴らしい。

旧型で不快だったSTART・SELECTボタンの大きなクリック音も改善されており進化が感じられます、ボリュームボタン(左側面に移動)があるのも良いですし、電源ボタン・リセットスイッチが本体から出っ張らずに凹んで配置されていてしっかり改善されたことが確認できました。

気になった点はショルダーボタン、押し心地は良いですがクリック音が若干大きいと感じました、ただこれは無理やり難癖つけてるレベルですけど。。。

リリースから一年程度で使い勝手を中心に徹底的に改修した事は本当に素晴らしいです、開発者の方はゲームデバイスに対して愛があるんだろうなと感じます。

液晶と音質

RG350Pの液晶品質はとても良いです、輝度もかなり明るいですし発色も良好です、下の写真が分かりやすいですが、旧RG350の液晶は消灯時に目視でハッキリと分かるレベルで白っぽかったですがRG350Pは消灯時でも黒くマットです。

残念なのは解像度が320X240に抑えられた事、できればRG350Mと同等の640X480にして欲しかったです。RG350Mとの差別化で解像度を抑えたと推測しますが、この事が製品の販売台数に大きく影響するのではと僕は考えています。

音質は相変わらず高音が若干キンキンしてます、ただ旧型よりも少し良くなりました。目視で分かる改善点はシェルのスピーカー部で、開口部の穴が広くなって音が抜けやすくなっています。とは言ってもステレオですからね、他のモノラルデバイスに比べれば圧倒的に優れています、ゲーム体験がまるで違いますよ。

伝えたい事

最近はRK2020やRGB10などのOGAクローン機が人気ですが、まだRG350シリーズのデバイスを所有していないなら、是非購入して触って、遊んで欲しいです。

RG350シリーズの製品にはROGUEという素晴らしいカスタムファームウェア(CFW)があります、このCFWのおかげでハードの魅力が倍増しています。進化したRG350シリーズを素晴らしいCFWでカスタムするのは面白くて魅力的、PS1以前のエミュレータでゲームがしたいならば、現在最良の選択です。

この手のデバイスが好きならば1台は所有しておくべき逸品ですよ。

情報が無くてブログの記事が役に立ったとコメントをもらって、それが励みになって僕は記事を量産してきましたので、過去記事を読めばだいたい使い方やカスタムの仕方がわかりますから。

この記事は読むのに8分掛かるらしいです、最後まで読んでいただきありがとうございますw

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コメント

  1. 黄蛇 より:

    実はRG350系もっていないので、買おうか悩んでいる一品です。ROGUE CFWがRetroFWばりに熟成する事を祈って貢いじゃおうかな…

    尚、毎度重箱の隅を突くようで申し訳ないのですが…RG350及び同Pの液晶解像度は確か320×240だったと思います。(RG280の320×480はたぶん合ってます)

    以下余談。
    RG2020も320×480表記ですか、こちらは液晶が本来縦のものを横に使っているという意味合いらしく、機体上の解像度は横480の縦320(そのため3:2比率)です。
    対して旧JZ4760系機体の走りといえるRS97無印は、表記上は同じ320×480でしたが、こちらは1ドットが正方形ではなく、実際に横320の縦480(縦が0.5ドットの4:3)でした。
    持っていないので推測なのですが、おそらくRG280も後者のタイプの液晶かもしれません。

    というか、紛らわしいですよね。。。
    自分は実機に触るまで、RK2020の液晶はRS97無印と同タイプかと思ってました。。。
    以上、長文失礼しました。

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  2. x より:

    Awesome!! RG350 is really a good retro game handheld for comfort and style.
    https://www.facebook.com/groups/1415020955337909/

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