ニトロです。
この記事は・・・ RK2020とPCを接続してデータを転送などするやり方を解説した関連記事の補足事項(自分用の備忘録)で、具体的にはWi-FiドングルやLANアダプタを利用したネットワーク接続でrootディレクトリにアクセスする方法です。
ちなみに、関連記事内で紹介している「Linux File Systems for Windows 」でもMicroSDカードを直接PCに接続して簡単にrootにアクセスできます、試用期間10日が過ぎてしまうと転送速度に制限が掛かりますが実用上はさほど問題ないのではと思います。
準 備
FTPクライアントのダウンロード、RK2020のIPアドレスなど・・・ 必要なアプリと情報を準備するぞ!
クライアントソフトをダウンロード
Windowsなら「WinSCP」が定番?みたいです、MACなら「FileZilla」が使いやすかったです、最近使ってませんけどw 以下のリンク先でダウンロードできます。
RK2020のIPアドレスを確認する
RK2020とPCをWi-Fi・優先LANで接続してIPアドレスを確認します。
RK2020の電源を入れて「START」ボタンを押下してMAIN MENUに入る
NETWORK SETTINGSを「Aボタン」で選択
WI–FI接続しているならば「ENABLE WIFI」をオンにして、「WIFI SSID」から接続するネットワークを選択して「WIFI KEY」にパスワードを入力する。
接続が完了すると「STATUS」が「CONNECTED」になる。接続ができない場合は「ENABLE WIFI」のオン・オフを試す、それでもだめならパスワード間違ってるんじゃない?w
接続できたら「IP ADDRESS」に「192.192.1.19」のようにアドレスが表示されるので、メモしておく。
記憶力に自信があるならメモいらないw
RK2020に接続する
ダウンロードしたFTPクライアントを起動して接続設定をおこなう。この記事ではWinSCPの画面で解説をする。
接続設定
WinSCPを起動すると以下のような画面が表示される。
転送プロトコルは「SFTP」 ホスト名の箇所に前項でメモしたIPアドレスを入力する、先程の例であれば「192.192.1.19」とする。
ユーザー名とパスワードは以下の通りになる、
すべて入力が完了したら「ログイン」ボタンクリックで接続される。
接続がうまく行かないとしたら、記憶力が悪いからかもしれない・・www
偉そうに書いてるけど、コメント欄で教えてもらっただけw
ディレクトリの中身
正常に接続されたらWinSCPのウィンドウ左側はこんな表示になっていると思う。
RK2020に挿入しているMicroSDカードのディレクトリが表示されているわけだが、左側の自分のPCディレクトリ、またはエクスプローラーやデスクトップなどからドラッグアンドドロップでファイルのコピーができる。
これでMicroSDカードを取り出さなくてもフルアクセスができるようになるぞ!
ディレクトリ内の一部を解説
ROMデータの追加
ROMデータを追加したいならば、「strorage」>「roms」の中にある各デバイス名のフォルダーにコピーすればOK
dtbファイルの置き換え
「RK2020逝った!バッテリートラブルで文鎮決定? その2」の中で記載しているバッテリー管理を修正する「rk3326-odroidgo2-linux.dtb」の置き換えをおこなう場合は、「flash」の中の同ファイルを置き換えする。
最後に・・
Wi-Fiドングルは、かなりの負荷が掛かるみたい、発熱もすごいしバッテリーも消費する。給電しながら使う方が良いと思います。
でも、SDカード抜かなくて良いからメンテナンスで便利だよ
大容量のデータ転送をおこなうと時間が掛かる上に、かなりの発熱になりますので、一気にデータは転送しないようにした方が良さそう。。大容量のデータ転送は「Linux File Systems for Windows 」を利用した方が本体の故障リスクを回避できると思います。
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