2022年「NitRo Blog が選ぶ」Linux系 ゲーム機ベストモデルはこれじゃ!(完全な私見)

Game Device
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2022年のベストモデルを選ぼう!

年末に相応しい、いろいろなジャンルでブロガーやユーチューバーがやっている企画、今回は中華ゲーム機のそれである。中華ゲーム機といえば、予算がだいたい2万円程度で購入可能な「Linux機種」が古の伝統ではないだろうか? 違うな・・・

UMPC・Android については「NitRo Blogが選ぶベストモデル」を発表したが・・・ やっぱり、なんかグレーな雰囲気が漂う、へんてこな中華ゲーム機が僕は大好物

自分のデスクや棚にごちゃごちゃと置いておくだけで幸せを感じてしまうのである。

  

Linux 系・中華ゲーム機

注目機種

2021年12月以降にリリースされた主要な機種をAmazonリンクを使って発売順ざっくり紹介します。RetroPie モデルなどが他にもありますが割愛しました。

  

Miyoo Mini

2022年を代表する中華ゲーム機は間違いなく「Miyoo Mini」でしょう、だけど公式ショップでも購入が滅多にできない超レアモデルになってしまいました。Amazon 29,000円ってどういう事やねん

  

PowKiddy Q36 Mini

Powkiddy TRIMUIの派生マイクロデバイス、デザインは悪くないけど、たいして話題にもなりませんでしたね。(失礼)

  

PowKiddy X39

Cortex-A9 を搭載したチープモデル、画面も大きいしそれほど悪くはないんだけどね・・・ いかにもPowkiddyって感じで品質が相当悪かった。(到着時点でスクリーンが剥がれてた)

  

ANBERNIC RG503

RockChip RK3566 シングル OS でスクリーンに有機ELを採用したモデル、本体サイズが少し大きめで微妙に安っぽく感じる筐体だけど、ゲーム機としては良デバイスと思う。

  

PowKiddy RGB20S

チップセットが旧世代のRK3326なのがイマイチだけど、縦型デザインのフルボタンで悪くはない。つか、レビューサンプルを頼んでたのに届かなかったんだけど? どういう事???

  

ANBERNIC RG353P

RK3566を採用した、RG353・デュアルOS対応モデルの1機種目、本体のデザインや外箱までPG-S30にそっくりなのが話題になりました、とても良い仕上がりで良デバイスと思います。

  

ANBERNIC RG353V・VS

RG353VはデュアルOS対応、RG353VSはLinuxシングルOS、これを手に入れたら気に入っていた筈の353Pをまったく弄らなくなった。笑 縦型で魅力的なデザインが可愛いビルドクオリティも相当良し

  

ANBERNIC RG353M

デュアルOS対応 3機種目は金属シェルのプレミアムモデル、2~3ヶ月で次々に同スペックの新モデルを出すって冷静に考えると頭おかしいんじゃないかな?笑 こいつは集大成と言っても良い仕上がり

  

ANBERNIC RG35XX

Miyoo Mini クローンなどと言われてましたが別物です。システムの完成度が悪いけど、ハードの仕上がりはかなり良い。PS1まで快適動作で、FCやGBなどをメインに遊びたいなら超お勧めハードですね。

  

ざっくりとまとめてみましたが・・・ 今年は Powkiddy 製品が少なかったですねぇ、コロナの影響なんでしょうか?

  

中華ゲーム機の魅力は?

中華ゲーム機は、性能、品質や質感、操作性、システムなど、これは完全体だぁ!と思えるハードが存在しない事なのかもしれない。。。 入手したモデルに大抵は不満点があるので、それを改善するためにハードやシステムなどのカスタマイズに燃えてしまう

次から次に新モデルがリリースされるのも魅力と言えば魅力だが、なによりも大概は安価に入手可能なのが最大のポイントであり、まったくもって不要だと思いながらも血迷って購入してしまう。

カスタムファームウェアを試したり、改造や塗装して自己満足に浸ったり、ゲーム動作の確認ができれば満足するし、動作が重たかったゲームが快適に動いた事に感動したりする。

しかし、全然ゲームはしなかったりするんだけど。(僕の場合はね)

壊しても安価なのでダメージが少ない、自分の好き放題やりたい放題弄くり回せる、要するにガジェット好きの「おもちゃ」なのである・・ 少なくとも僕はそう感じている。

  

Linux 機種に期待すること

将来的に高性能なチップセットが安価になれば、PS2やGCなども快適に動作するハードが誕生する可能性は高いと思うけど・・・ 個人的にはPSP以降のコンソールをエミュレーションハードで、ガンガン遊びたいとはあまり思わない。

過去のゲームタイトルは、SwitchやPS5などでクラウドゲーミング可能な環境になってきてるし、 PS2のゲームタイトルって大型モニターじゃないと文字が読みづらいとかあるしね。

個人的には、現状よりも少し性能が良く、3.5~5インチスクリーンを搭載した薄型で軽いモデル、そしてレトロハンドヘルドのコミュニティーによるファームウェアやアプリケーション開発が可能な環境が整っていると、中華ゲーム機全体が盛り上がるのかな?と思います。

なんだかんだグレー領域だから魅力を感じるってのはあるよね。

  

2022年 Linux機種 ベストモデルはこれ

2022年 の Linux系 中華ゲーム機、僕が選ぶベストモデルは・・・・

Miyoo Mini」ではありませんwww

2022年に間違いなく売れた、話題になった、品薄で入手ができない、プレミア価格になっている! それはもう確実に Miyoo Mini の印象が強いです。

しかし、中華ゲーム機の歴史の中で、完成度をしっかり高め、大手ゲームメーカーは絶対に発売しないであろう金属シェルを採用した「ANBERNIC RG353M」を優勝にしたいと思います。

Linux 機種の中では性能が高く、僕が遊びたいゲーム・コンソールはこれで概ねプレイが可能アスペクト比4:3のレトロゲーム最適なスクリーンコンパクトなのにずっしりと重たくて冷たい筐体、しかし質感はとても良く所有の喜びが感じられます

これは間違いなく、へんてこなガジェットです。(良い意味で)

さて、各カテゴリーからベストモデルを選びましたが・・・ 最後に「NitRo Blog が選ぶ2022年 最優秀ハンドヘルド」を懲りずに記事にする予定です。笑

  

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